日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【映画】おおかみこどもの雨と雪

2012-08-08 21:01:15 | 本・映画・展覧会
 「映画の日」とは言え2本をハシゴするのは初めて。本作は「時をかける少女」「サマーウォーズ」に続く細田守監督の3作目。何でかな、キャラデザインが好みなのか全部観てます。

 狼男…と書くとちょって猟奇的なイメージになっちゃうな…おおかみおとこ、と恋に落ち、学生(のはず)なのに年子を産んじゃったお母さん、その年子は2人とも「おおかみこども」だった…普段は人間の姿かたちなんだけど興奮するとおおかみに変身しちゃう。当然それでは人間社会で暮らしてゆけず。

 この作品をファンタジーと評する記事が何本もあったが、観た後に残ったのはそういう甘っちょろい印象ではなく自我のアイデンティティの確立と親子の絆と言う難しい問題だった。人間として生きてゆく姉・雪とオオカミとして山に還ってゆく弟・雨、そしてそこまで育てた母との関係。おおかみは比喩であり、これを国籍と置き換えたら理解しやすい。日本人の母と外国人の父の混血児、将来どちらの国籍で、どちらの国でどう生きてゆくか?

 子育てって本当に大変そうだなとも思った。作品ほどではないにしろ幼児を抱え1人で育てるお母さんはあんな感じで日々を忙殺されてしまうのでしょう。子供の寝顔を見るのが平和で幸せなひととき。

 人との接触を避け山奥の一軒家に移り住んだ一家に畑仕事を教えてくれる地元の頑固老人、菅原文太にそっくりなオヤジさんだと思ったら声が本人だったのはご愛嬌、生き方と家族について考えさせられる秀作。もちろん、個々のシーンのキャラは可愛いし背景描写は日本らしいし、綺麗な作品だったことも付け加えておく。

 2012年8月1日 川崎・チネチッタにて
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【映画】ソウル・サーファー

2012-08-08 07:53:44 | 本・映画・展覧会
 夏だ!海だ!ベンチャーズだ!…と言うノリでサーフィンものの映画を観ることにした。

 内容は、実力もあって容姿もなかなか、バラ色の将来が?と言うサーフィン女子がサメに襲われ片腕を喰いちぎられ(>_<)、でもそこからカムバックし見事なライディングをするというもの。実話なのがすごい。

 ストーリー自体もちろん素晴らしく、素直に感心する。が、それ以上にアメリカ人(と言う大雑把な括りをご容赦いただきたい)のメンタリティとかライフスタイルとか宗教観とか、そういう部分の描写にとても感心した。そのへん意図的に演出したものなのか、定かでないけど。

・喰いちぎられた手術の痕を平気で見せちゃう本人、タブー視しないカメラ
・片腕だからと言って過保護にならない家族や周囲
・片腕でもインドネシア津波の救援ボランティアに行っちゃう
・実に簡単に神に祈り、神の試練と受け入れ、神の加護と仰ぐ
・いかにサーファー一家とは言え、超献身的なサポート
等々

 勿論これらが悪いという積りは毛頭ない。簡単に神に縋っちゃうくせにタフだなぁとも思う。その辺、自分には矛盾して見えるんだよね。でも実際そんな感じなんだよね。自分の心持ちさえ強くいられれば、住み易い世界なのではと思う。そして耐え切れなくなったら神に祈り、縋る。考えようによってはシンプルな行動原理なんだ。

 本筋を離れた部分で、本筋以上にとても興味深く観る事ができた。あ、でも映像も素晴らしい。サーフォンシーンは水中カメラを多用し本当にライディングしてる…んだよね?海、いいなぁ。

 2012年8月1日 チネチッタにて
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2012年8月1日 【食べ物】川崎・浜崎家

2012-08-08 05:51:22 | 食べ物・飲み物
 今日は映画の日、1本1,000円。映画館が何軒もある川崎駅界隈、お目当ての映画館に入る前に腹ごしらえ。

 ここ、家系?ちょっと違うのかなぁ。無難にラーメン、麺かためで頼む。

 不味くはないが特徴のない味、愛想の良いのが救いだった。感想それだけ(^^;
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