【映画】最強のふたり

　11月の機内映画メニューはどれもパッとしなかったが、今月はちょっとその気になせてくれるJEN-JAL Entertainment Networkです。

　フランスで超大ヒット、その感動は日本にも！なんて仰々しい宣伝文句を見ると白けた気分になるのだが、まぁお手並み拝見、どれほどのエスプリか確かめてやろうじゃない…

　事故で首から下の感覚が麻痺し四肢も動かせなくなった富豪と、ひょんなきっかけから彼を介護する貧民街の青年。全く違う世界に住む二人だが、飾らずストレートな青年の言動に富豪は次第に心開き、「自由」を味わうようになる…うぅ、見事に感動の物語だ。クサすぎる。

　しかしちょっと待って、観て確かに良い話だと思ったんだけど、なんかインパクトがない。デジャブが…価値観の違う人間のぶつかり合いって話か、「映画ひみつのアッコちゃん」がそうだった！え、違いすぎますか(^^;

　作中描かれる青年の家が複雑な家庭、古くて狭いアパート、グレてく兄弟などの描写が痛々しくそっちの方が印象に残ったほど。出てくる列車がRER B線(パリのドゴール空港から市内に向かう電車)そっくりだったけど、気にしないでまた乗ることにしよう。

　2012年12月28日　JL401便(東京→ロンドン)機中にて

【写真展】石川梵写真展 「伊勢神宮-遷宮とその秘儀」

　年末のバタバタ極まれり…それでも何とか最後に写真展を見る時間を捻出した。

　来るべき新年、初詣と連想させる伊勢神宮の写真。テーマから想像されるとおり「厳か」とか「粛々」「静々」と言った単語ばかり浮かんでくる。ステレオタイプかもしれないが、じっくり観ると良いシーンばかり。外国人へのPRにもなるなぁ。

　来年は大行事である遷宮を迎えるそうで、改めて訪問するのも良いかもしれないと思った。五十鈴川といすゞ車を絡めた写真、うまく撮れるポイントあるのかなぁ？

　2012年12月26日　六本木・ホテルアイビスギャラリーにて

2012年12月28日 【旅行】年越しモロッコ＋α（１）

　今年も会社の後輩ヨシオ君と年越し旅行に出かけることにし、未踏の大陸アフリカのどこかを希望した。でも「ブラック・アフリカ」はちょっと敷居が高く(特にヨシオ君)、最もヨーロッパ寄りのモロッコに決めた。マイレージの上級会員資格クリヤの瀬戸際だったため、出発は遠回りしてのろくでもないルーティング。

　羽田を朝イチのJL101便(JA8987:767ー300)でスタート、伊丹(!)からJL3002便(JA737J:777-300ER)で成田に向かう。この区間クラスＪにしたが、国際線ファーストクラスの席に座れてご機嫌、だがうつらうつらしかけた所で無情のベルトサイン。このままヨーロッパまで行って欲しい…(*_*)

　成田からが本番、ロンドン経由でマドリードを目指す。JL401便(JA735J:777-300ER)はエコノミー席のまま、早朝から動き回ったにもかかわらず機内では１時間しか眠れず。映画２本観たが、３本目を観る気力はなかった。最後にホールディングを喰らい飛行時間12時間14分。

　長く感じる2時間ほどの待ち時間の後にJL7841(IB3167)便(EC-IDF:A340-300)で夜空を飛んでマドリード着、宿に着いた時にはさすがに疲れを感じた(*_*)。これで計算通りマイレージが付かなかったら…それにしても、まだ目的地に着けていない。写真は、ロンドン・ヒースロー空港の乗り換え案内サイン。とても分かり易く柔らかなサインに好感。

Hilton Madrid Airport泊