日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2012年12月31日 【旅行】年越しモロッコ+α(4)

2013-01-12 16:49:06 | 旅行・ハイク&ウォーク
 メディナ以外は見ていないけど、そこら辺を歩き回っただけで異国情緒満喫、もうお腹いっぱい。もう1泊すれば4WD車でのサハラ(砂漠)ツアーとかもあるので、ちょっと勿体なかったかな?モロッコ言って砂漠へは行きませんでしたってカッコつかない気もする。

 朝をのんびり過ごし、11時の列車でカサブランカへ向かう。客車も機関車もフランス風、要はヨーロッパタイプなのは当然。1等車をチョイス。6人部屋は満員だったがみな静かで快適な旅。30分おきにアラームをセットし、沿線風景をランダムに撮る。予定よりほんの数分遅れて14時10分過ぎ、カサブランカ・ボヤジュ駅に到着。列車はこのままフェズまで行くのに降りるのは残念だった。

 さほど大きくない駅舎を抜けると目の前にトラムの線路が。あれ?そんなのガイドブックにないぞ?なんか新しそうだし、停留所の案内図を見たら泊まるホテルの近くを通りそうなので乗ってみる。中央市場前で降りホテルまで5分とかからず。

 夕飯は、ウロウロしたけれどピンと来る店が見つからず。モロッコ料理の店はどこもちゃんとしたレストランで敷居が高く、庶民的な店はエリアのせいか見つからず。結局、ホテル近くの中華料理屋でチャーハンになってしまった。去年もプエルトリコでヘンな夕飯だったなぁ。まぁ大晦日は部屋で年越し蕎麦も食べるし。

 モロッコのタイムゾーンはフランスと同じ、日本時間-8。当地が夜を迎える頃すでにアジア諸国は新年、ニュースで流れる各地の画像を楽しむ。おぉ、香港…あの花火の下に某親分もいらっしゃるのかしらん。蕎麦を食べ、ボジョレーヌーヴォーは昨晩飲んじゃったのでマドリードの免税店で買ってきたワインを開け今年を振り返りつつ新年を迎える。花火は聞こえなかったが通りのクルマがホーンをパーパー鳴らしていた。

Sheraton Casablanca Hotel & Towers泊
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】小林一輔著 「コンクリートが危ない」(岩波新書)

2013-01-12 12:50:27 | 本・映画・展覧会
 中央高速笹子トンネルの天井板落下事故。改めて犠牲者のご冥福をお祈りしたい。幸い生き残った方々だってトンネルに関してはPTSDになるんじゃないのかな…そりゃ普通、道路を走ってて天井が落ちてきたり橋が崩れたりするなんて構えてないでしょう。

 本書は新しいものではなく、10年以上も前に著されたもの。さらに言えば端緒はそこから更に前コンクリート建造物の老朽化とメンテナンスの必要性について警鐘の書である。山陽新幹線の高架のコンクリがボロボロ剥がれて落ちる事故が相次いだ時期があったよね、あの頃。今回のは同一の原因とは思えないが、「コンクリ建造物は永久に強固・メンテ不用」と思っておられる向きにはぜひ一読をお勧めしたい。

 どういうメカニズムで劣化が進むのか、どういう建設条件(素材とか工法とか)のコンクリでそうなるのか、学者らしくきちんとした理論ずけがしており単にヒステリックになって危ないと叫ぶ、どこかの政党みたいとは違う。主としては「特に西日本における、高度成長期の建設が危ない」なんだ。では笹子の場合はなぜ?これはメンテの問題でしょう。

 高速に限らず、色々な建設事業において工費何兆円なんて出るけど、問題はその後の維持コスト。これが民間企業(JHとかJRとか・第三セクター含む)に任せられ、採算優先の問題から手抜きとなる可能性を孕んでいる点。総て国営が良いとは言わないが、それで良いのか?と言う問題を笹子事故は突きつけたと思う。

 2012年12月20日 自宅にて読了
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012年12月30日 【旅行】年越しモロッコ+α(3)

2013-01-12 07:37:45 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今日こそは動かねばならぬ。まずは駅へ行き、明日カサブランカへ行く列車の時刻を確認。2時間おきに出ていると聞き安心。そのままメディナへ。城壁の内側へ入る前に長距離バスターミナルや周辺の屋台を覗き、気持ちを高めていざ突撃!

 城壁の内側は話に聞く通り混沌としていた。カクカク曲がりくねった路地に住宅と商店と作業場が混在し、しかし面白い雰囲気を漂わせていた(写真)。やがてスーク(市場)エリアに入ると本当にごちゃごちゃした雰囲気に変わった。なんかデジャヴと思ったら、イスタンブール(トルコ)のグランバザールにそっくりだった。特に買いたいものもなく、時折かかる日本語の呼びかけには笑顔で「ありがとう!」と応え通り過ぎる。

 バカでかいフナ広場(略称)で屋台や大道芸人などを眺め、KFCに入った。少しだけ頼み、ホテルで作ってきたサンドイッチを頬張る。安上がりだがみみっちぃのでこれっきりにしよう。ゆったり座れトイレも使え治安も良し、最高の休憩場所だった。

 さらにメディナ内を歩く。買い物も見物もなく、ただブラブラ歩き回るだけ。町の雰囲気を肌で感じられればそれで良いと我々は思っている。ホテルに戻るとさすがに疲れて昼寝。

 まったく偶然にも知り合い「提督閣下」(仮名)が年越し旅行でマラケシュに来ると知り、夜に会う。こんな日本から離れた土地で、徒歩10分ほどしか離れていないホテルに隣あわせるなんてねぇ(笑)

Le Meridien Marrakech 泊
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする