日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2013年4月24日 【音楽】代わり番こ

2013-05-02 21:45:35 | 音楽、ギター、カラオケ
 「代わり番こ」と言う言葉は、昔の人力製鉄でたたらを踏む番に由来するとか…ふとした言葉のルーツを辿るのって面白いですね。

 ちょっと残業して帰宅しようとしたら、これから横浜のお店へ行きますという謎掛けメールが(笑)。どうしようかなー、雨だし、プール行って歩きたいしなと思ったら今度は上長から1時間くらい(飲みに)行かないかと珍しいお誘い(これは何かあるな…)。

 上長とビール飲みに行き、お話の内容は先期の人事考課の話でした。大して仕事してないのでどんな評価でも受け入れますのでご安心を、ハイ。ってことで飲んじゃったので引き続き横浜へ~。

 雨の夜、静かなお店。1本のギターを代わり番こで弾いてみる。そのうちフォークソング大会になってしまった。何故か歌詞がスラスラ出てくる不思議。同じ曲でも弾く人が変わると表情がものすごく変わる。仮に全く同じ弾き方をしたとしても変わる。そしてハモると厚みが出る。深みを増す。

 当たり前のことを再認識した夜でした。ここんとこギターもドラムも疎遠になっていたので、久しぶりに楽しかったなー。この勢いで「さだDAYナイト」の準備しちゃうよ!(^^)
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【本】坂口恭平著 「TOKYO 0円ハウス0円生活」(河出文庫)

2013-05-02 08:24:43 | 本・映画・展覧会
 建築学を専攻しながら、いわゆる建築家への道からハミ出してしまったのが著者。その関心が向いた先は、進化を続け解体容易、しかも材料費は限りなくゼロに近く、そこでの生活費もゼロに近い「テントハウス」(ペントハウスに非ず)だった…その住人に「密着取材」した成果の集大成がこの本。

 まず、関心の向いた先に感心するが、著者の書いている通り、少なくとも一定の年齢以上の男性であれば子供時代に「ひみつ基地」(きみつ秘地にあらず・笑)を作って遊んだ経験があるのではないか。少なくとも自分はそうだ。1つ目は開発中の住宅造成地の段々と資材のドラム缶を利用した小屋、2つ目は竹やぶの中に造ったちょっと湿っぽい、でももう少し本格的な隠れ家。

 そして、その住人の懐に飛び込み、仲良くなって「取材」させて貰った行動力にも感心する。若者の特権かな、年寄りのルポライターでは住人もここまでは付き合ってくれないのではないか。

 逆に「若いなぁ」と思ってしまうのは、こうした「ハウス」の住人が基本的に空き缶拾い等で生活していること(最近では廃棄物は自治体の資産と言う考え方が一般的なはず)、公園でトイレや給水を行っていることに疑問を持たないこと。何の行政サービスも受けていないとは言え、完全に自立しているわけではなく社会資本の一部を利用して生きているのだ。それくらい目くじら立てるな?うーん、確かにそれくらいの余裕を持てる人間であった方が良いのでしょうね。でも最初から疑問視しないのはいかがなものか。そういう人々を生んだ社会や行政への批判は敢えて抑えているのか。

 ハウスと言うハードウェアから入り、後にはソフトウェアに着目がシフトしてゆく展開が興味深かった。

 2013年4月25日 通勤電車車中にて読了
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