日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】佐々木譲著 「ストックホルムの密使」(新潮文庫)

2014-10-10 08:52:39 | 本・映画・展覧会
 ベルリンへの零戦空輸、開戦前夜の諜報戦と描かれてきた「第二次大戦三部作」の最終作、上下二巻でしかも各々が厚い。舞台は再びヨーロッパへ、無頼の日本人を中心に、今度は敗戦目前の諜報戦を描く。

 過去二作にも増して登場人物が皆、特異な経歴を持つ。一般的な日本社会からのはみ出し者と言っても良い。そういう人物だからこそ見えるもの、出来ることがある。著者は、戦争を舞台として実はこうした人物の存在とその価値を描きたかったのではないか。そういう人間たちの持つ「日本」への複雑な思い、国家とは何かと言うことを。

 長編ではあったが飽きず最後まで読めた。著者の違うシリーズを読みたいような、読んで失望したくないような、複雑な気持ち。

 2014年9月某日 通勤電車にて読了
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年9月21日 【バイク】北海道弾丸ツーリング(3)

2014-10-10 05:45:49 | バイク・自転車
6時起床、朝風呂ののち朝食をたっぷりとって7時半スタート。国道を避け並行する苫小牧環状道路を南進。空いているが信号が多く時間がかかる。道路が行き止まりR36にずれ、一路登別へ。一気に速度があがり他車についてゆくと80km出しても離されてしまう。と、やってました取締り、白老町内。もちろん安全運転で通過。

 今日はジグザグと道道メインで走りながら羊蹄山のふもと・真狩村を目指す。いちおう300km程度のルートを組んだが余裕だろうか。登別から道道2号で山に入る。いったん逸れてオロフレ峠展望台へ、走っていると少し寒い。冬用グラブとオーバーパンツを装着、不都合はなくなった。

 峠を下り左折してR453、ちょっと脇道に逸れ昭和新山と記念撮影。一瞬道道2号に戻ったのち道道132号で洞爺湖湖岸を走る。木立の向こうにキラキラと湖面、やはり日陰だとヒンヤリするので追加装備は正解。道道578号~道道285号(一部R230号と重複)~道道97号とゆるやかなアップダウンの繰り返しを抜けR37に合流したところで「道の駅とようら」に入りトイレ&コーヒータイム。秋のツーリングなのか室蘭ナンバーのビッグバイクが30台ほども集まり、入れ違いに出ていった。

 しばらくはR37を長万部方面へ。太平洋に沿った高い場所を走る区間は道幅も狭く、ややダンゴになって走行。だが右折して道道266に入ってからは独り旅。R5にぶつかったところで右折、ほどなく道道265に左折。そして道道9からR229に当たったところでミスコース!少し走ると右手に綺麗な日本海が広がった。右手?左手にならなければおかしい。だが勢いで走り続けてしまい、寿都(すっつ)まで行ってしまう。道の駅があったのでルートを確認、ついでに町内の寿司屋で名物(とは聞いたことがない、町興しで作った?)の「ほっけめし」を食す。ハンバーグカスパゲティナポリタンが乗るような楕円形の鉄板上に盛られたライスにほっけ焼の切り身が載った物だった。

 R229を引き返し本来のルートへ、道道267で山中を抜けてR5に当たって左折、ここから予定変更というかルート追加。もう一度日本海へ出るべく、でニセコの山へ。道道66(ニセコパノラマライン)を駆け抜ける。今日1日で飛ばし癖が付いちゃったなぁ…絶景の山並み、見とれてオーバースピードで事故ってはみっともない。それにしてもちょっとハードブレーキするとリヤタイヤが左右に滑るんですけど…

 ハイペースで岩内へ駆け下り、「道の駅いわない」で地元産サイダー(倉島って岩内だったのね)。R229~R5で今度は南下し、予定外に曲がったポイントまでわずか200mほどの地点まで戻って道道32へ左折、これで当初計画のルートに復帰。交通量皆無な道をガンガン走って道道914から道道97に繋ぎ真狩村に到着。道道230との交差点近くのホクレンセルフで給油。ちゃんと計算はしていたが結構ギリギリだった(^^;)。今晩の宿は、昨年の懸賞で無料宿泊券が当たったことで決めた。食事代だけで泊まれるのは幸せだ。

 本日の走行距離:約410km←計画より100km多い!

 まっかりYH泊
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする