2014年10月5日 台風接近で予定変更

　はるばる奈良まで交通費を使って行ったのに、山だけ歩いて戻ってきてしまうなんて勿体ない。私もそう思います(笑)。本当は歩いた後も泊まり、翌日は斑鳩あたりを散策してから帰ってくるつもりだったのです。が、バイクの整備とアクセサリ取り付けをするため止む無く戻ってきたのです。結果として現地は雨となり、果たして居残っても歩いたか分かりません。ってかたぶん歩かず、戻りの飛行機は変更できないチケットのため空港かどこかで悶々と時間つぶしをしていたことでしょう。

　夜行バスは朝６時前、予定より20分ほど早く新宿駅西口に到着、真っ直ぐ帰宅です。しかし雨です。けっこう降っており、屋根付きガレージとは言え作業する雰囲気ではありません。せっかく戻ってきたのに何てザマだ！

　こういう日は部屋の中を片付けます。夏の間に溜まったチケット類など一気に整理、思いのほか時間がかかり昼過ぎになってしまいました。しかしスッキリ！その他細々としたものも整理や処分できたので机周りが綺麗に～♪(あくまで当社比)。油断して、昼食にワインをガブガブ飲んだら昼寝、寝すぎました。来週末はまた海外です。それは良いがバイクの整備ができるのは何時になるんだろう(汗)。

2014年10月4日 【ハイク】稲村ヶ岳トレッキング

　関東の人間には馴染みがないが、吉野の奥、大峯山地には修験者の修行道が紀伊半島を縦断しているほか、多数のトレッキング＆登山ルートがある。今回、宿泊施設の経営元であるモンベルの主催するツアーに参加し、その一つ・稲村ヶ岳へのピストンコースを歩く。

　ツアー参加と言うことで全く下調べをしないで現地入りしたが、配布された地図を見てビックリ、何年か前に泊まった天川YHの先、洞川(どろがわ)温泉から登るんじゃん！そう言えばあのとき歩いた「観音峰コース」の後半、稲村ヶ岳から降りてきた人と会ったっけ…まさか遠く離れた関西で同じエリアを歩くとは何たる奇縁。

　７時過ぎ、わざわざレンタカー屋から調達したハイエースコミューターでYHを出発。途中、下市口駅でもピックアップし最終的に参加者11名＋ガイド＆ドライバー２名。約１時間半のドライブで洞川温泉の先、母公堂(ははこうどう)に到着、ブリーフィング＆準備運動して９時過ぎに登り始め。55分で観音峰コースとの分岐点・法力峠に到着。5分休憩。道は一本道、斜度も緩くこういうコースが一番好きだなぁ。

　11時45分、稲村小屋に到着し10分休憩。曇ってきて風もありひんやり、レインウエアの上を着る。ここから先は飲食禁止とのことで、お昼はもう少し先か～。いったん大日岳によじ登るが周囲はガスで真っ白、岩の裂け目をよじ登った達成感は得られず。分岐点まで戻って本日のピーク・稲村ヶ岳へ。こちらも最後は少々の急登、だがやはり展望台からの景色は心眼で見るしかなかった(写真)。稲村小屋から大日岳、稲村ヶ岳と回って戻ってくるのにざっくり1.5時間。大勢が入れ替わり写真を撮っていたので、実際にはもう少しかかった。

　稲村小屋まで戻って昼食、殆どの参加者はおむすびだったが自分ひとりでクッカー使ってカレーライス＆コーヒー。止まると冷えることを想定して持参したフリースが役に立つ。今回は服も調理具もばっちりのチョイスだった。ただし温めるのが不足して御飯には芯が。あとガスボンベが気化熱で結露して後半出力不足になったのは何とか対策したいなあ。もう少し大きなバーナーだとヒートプレートがあるのだけど。

　来た道を引き返し、16時半に母公堂まで戻ってきた。お堂でコーヒーのサービスを受け、17時に出発。素晴らしい夕焼け雲を見ながらYHに戻ってきて、他の参加者とショップの品物を前にあーでもないこーでもないとお喋り。ついでに五条バスセンター近くまで乗せていただく。ファミレスがあったので入って夕食＆時間つぶし、21時10分発の夜行バス「やまと号」で帰途に就いた。

　始発時点の乗客は2名だったが途中パラパラと、最終停留所の天理駅でいっぱい乗ってきてほぼ満席となった。３列シートでリクライニング角度も深く、けっこう眠れた。慌しいがYH泊とトレッキングが出来て大満足の遠征だった。スタッフの装備も知識も素晴らしく、また遠征して来ても良いな。

　車中泊