【映画】るろうに剣心 伝説の最期編

　実写版「るろ剣」三部作、ついに最終作でござるよ。

　「最狂の刺客」志々雄真実ほか一派と、元「伝説の人斬り」緋村剣心(抜刀斎)ほかとの死闘を描く、殺陣アクションシーンは史上最高とも評される力作。その点は確かに楽しめた。

　前作「京都大火編」の最後に、荒れ狂う海に飛び込んだ後、浜に打ち上げられた剣心が目を覚ますとそこは何と、福山雅治扮する彼の剣の師匠の小屋だった…意外な展開、意外なキャストに始まる本作は剣心の弱さが目立つなぁ。剣術も、心も。

　反対に強さが際立つ志々雄。船中では剣心、左之助、蒼紫そして斉藤一と四人を相手にしても優勢。みな弱いし卑怯じゃね？(笑)。最後は志々雄が自滅する感じで物語は終わるが、もし闘いが継続できていたら
どうなったか。

　原作と異なり、志々雄一派のその後は描かれていない。無理にハッピーエンドに持っていかず歴史に消えていった人間たちと描いた映画版の方が、哀しみを帯びて良いかもしれない。そして政治家が汚いのは今も昔も変わらず、か。

　2014年9月24日　川崎・チネチッタにて

2014年9月23日 【バイク】北海道弾丸ツーリング（５）

　昨夜の心残りは「サッポロクラシック」を飲めなかったこと！こちらの便に積まれていないのは何故だ～！売店の係員に文句を言っておきました。フェリー会社の皆さん、北海道航路にはサッポロクラシックを必ず備えて下さい、お願いしますよ！発泡酒じゃなくて良いから。それにしてもトラックドライバーの宴会うるさかったぁ…

　大洗到着は14時。朝食バイキングを食べ、昼は自販機の軽食で抑える。到着後の心積りがあるのだ。帰りもライダー多いのに会話はなく、何だかなあ。ともあれ、現地丸２日で朝から晩まで心置きなく走り回れることが分かったので、来年も何とか同じ移動パターンでツーリングしたいものである。となると次に苫小牧から向かうなら道東方面か。

　大洗到着後、真っ直ぐ帰らず町内をひと周り。相変わらずアニメ「ガールズ＆パンツァー」(ガルパン)の痛車がいるな。うろうろ歩いてるファンが居るな。バイクだと動きが速すぎる。自転車が一番良いペースな気がする。ともあれ町内でファンの間で有名な喫茶店「ブロンズ」に立ち寄り、ピザトースト(ペパロニセット)を食すが期待外れで残念だった。せっかく人が大勢訪れるようになっても味が寂れた田舎のままではイカンでしょう。

　来た時と同じ(でも明るいので雰囲気が全く違う)県道40からR6に乗って一路東京へ、しかし渋滞続きである。石岡、土浦、牛久、取手、柏、松戸…結局、都内まで殆ど渋滞をすり抜けの連続でウンザリした。おまけに交通安全週間のため方々の交差点でオマワリさんが目を光らせているし！

　ずっと同じ道を引き返すのも飽きたので、言問橋を三つ目通りへ直進、少々遠回りになるが新木場から若洲を通って東京ゲートブリッジを通って帰宅。４時間かかったが最後に素晴らしい夜景の中を走ってちょっと疲れも忘れた。

　この遠回りのおかげで、今回の通算走行距離が1,100kmを超えた！いや～良く走りましたね♪道内はハイペースだったので燃費は50km台前半だったが、現地給油１回の満タン２杯で大満足。着る物のチョイスもバッチリで言うことなし。逆にこれ以上の期間だと荷物が増えて辛くなるかもしれず、現状設備ではこの程度のツーリングが良いのかもしれない。

　お疲れ様でした。