秋に、この本の舞台になっている神島(三重県)へ行こうと思い、数十年ぶりに読んだ。この本を片手に現地を歩けば、描写された家並みや眺めが今とどれほど違うか(或いは同じか)確かめられて楽しいかもしれない。
物語は朴訥な漁師と島に新たにやってきた娘との恋物語で、やはり三浦友和と山口百恵バージョンの映画が印象的ですよね。
巻末の解説が興味深かった。三島作品において本書が異質に素直な構成のわけをギリシア神話の日本版再構築と捉え、モデルとなる作品との対比をしてみせる。同時に、そう書くに至った背景を、三島の年表から辿り考察する。もちろん本人にインタビューしたわけではないので信じるも否も読者の自由だが、そういう「深読み」こそが読書で、さらっと読んで面白かったつまらなかったなどとは笑止かもしれない。
神島、行けると良いのですが「他力本願」な部分がありまして。
2015年7月15日 NU76便(石垣→羽田)機中にて読了
物語は朴訥な漁師と島に新たにやってきた娘との恋物語で、やはり三浦友和と山口百恵バージョンの映画が印象的ですよね。
巻末の解説が興味深かった。三島作品において本書が異質に素直な構成のわけをギリシア神話の日本版再構築と捉え、モデルとなる作品との対比をしてみせる。同時に、そう書くに至った背景を、三島の年表から辿り考察する。もちろん本人にインタビューしたわけではないので信じるも否も読者の自由だが、そういう「深読み」こそが読書で、さらっと読んで面白かったつまらなかったなどとは笑止かもしれない。
神島、行けると良いのですが「他力本願」な部分がありまして。
2015年7月15日 NU76便(石垣→羽田)機中にて読了