八丈島シリーズ(?)の一環です。江戸の世、流刑地だった八丈島と送り元の江戸とに展開する人間模様、奸計、親子愛を描く時代小説。
無実の罪で八丈島に送られてきた「おじゃれ女(め)」が主役。おじゃれ女は飯盛女と言った方が通るか。容姿に優れているだけでなく頭も切れる彼女がいかに八丈島で生きてゆくか、また自身のルーツ探しを進めてゆくかを二重三重のあやを織りながら描いた作品。
史実かどうか、江戸時代の奉行ほか役人の権限や流刑地における罪人達の生活ぶりは興味深い。そういうこともあったのだろうなと思わせる。あぁ今の世に生まれて良かった。
むろん、今の八丈島の住人の先祖すべてが流人であるわけはなく、カン違いしないように気をつけないといけないな。あぁ、島に行きたくなってきた。
2015年6月24日 自宅にて読了
無実の罪で八丈島に送られてきた「おじゃれ女(め)」が主役。おじゃれ女は飯盛女と言った方が通るか。容姿に優れているだけでなく頭も切れる彼女がいかに八丈島で生きてゆくか、また自身のルーツ探しを進めてゆくかを二重三重のあやを織りながら描いた作品。
史実かどうか、江戸時代の奉行ほか役人の権限や流刑地における罪人達の生活ぶりは興味深い。そういうこともあったのだろうなと思わせる。あぁ今の世に生まれて良かった。
むろん、今の八丈島の住人の先祖すべてが流人であるわけはなく、カン違いしないように気をつけないといけないな。あぁ、島に行きたくなってきた。
2015年6月24日 自宅にて読了