日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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シリーズ・川崎市の銭湯を巡る(26/35) 川崎区・小松湯

2021-08-02 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 川崎市の銭湯訪問、26湯目。今週の探訪先は川崎区の小松湯。玄関だけでなく、上の壁ガラスから灯りが漏れてくる外観がいい。

 浴室に入ると、女湯まで一体のタイル画、海中をイメージして色々な魚が泳いでいる。よく見ると他のガラス窓にも魚のステッカー。湯船はサイズの異なる角型が3つ、そのうちの一つは壁に対し縦長で向き合って浸かれるため、壁絵をゆっくり眺めながら湯に浸かることができた。湯温も好みで、水風呂との出入りを3セット繰り返しちゃったよ。

 入った時には10人近い先客がいたが、出てゆく時は数えるほど。気付いたら1時間近くも長湯していた。特段の設備があるわけでもないのに随分と長湯になったのは、湯温が好みだったからだろう。

 2021年7月20日訪問
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【本】花里孝幸著 「自然はそんなにヤワじゃない-誤解だらけの生態系-」(新潮選書)

2021-08-02 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 「人間が環境を変えて生態系を攪乱しても、必ずそれによって勢力を拡大する生物がいるのである。」(本書P.105)

 ちょっと評価が難しい本。特定生物の絶滅の危機を理由に環境保全や破壊防止を訴える人たちが読めば「私たちの活動が無意味だと言うのか!」と目を吊り上げそうだし、では逆の立場の人たちに「お墨付き」を出しているかと言えばそうでもない。

 1つの種が減って生態系のバランスが崩れれば、きっとそれに代わる別の種が出てくると言う理屈の解説は理解できる。その生態系の総量は変わらないのか?については書かれていない。そして著者は「だからと言って、絶滅危惧種が消失して良いと言うつもりはない」と書く。では何が言いたいんだ。急激な変化はNGで、緩やかな変化はOKだと言っているようにもとれるが、そのスパンて。種の興亡なんて、普通に考えれば万年単位のはず。当然、我々がどう足掻こうが結果は判らない。

 全ての発表に「結論を出せ」と求めるのはンセンスなのかもしれないが、読んでもスッキリしなかった。

 2021年7月19日 自宅にて読了
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