日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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(Live) DEZOLVE

2021-08-12 20:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
北川翔也(gt)、友田ジュン(key)、山本真央樹(dr)、サポート/兼子拓真(ba)

 ベースが脱退して以来、オリジナル曲のライブでなくカバー曲中心のセッショ ンで活動を続けてきたDEZOLVE。本日も正確には「DEZOlive」と称しており、ベースが正式メンバーとして決まるまではこのタイトルが続くのかもしれない。機材トラブルでセッティングが遅れ、メンバーが音出しできたのは開店時刻を回ってから。そこから簡単なリハがあって客入れ、30分ほど遅れたかな?それでも演奏できるようになって良かったです。

 いざ始まればステージは正真正銘DEZOLVEのそれ、オリジナル曲のオンパレード。テンション上がってイイネ。最新作「Frontiers」収録曲を中心に、過去のアルバムからまんべんなく。サポートベーシストの兼子君、まだ22歳だそうだがDEZOLVEメンバーに認められただけあって素晴らしい腕前。PAのせいか速弾きの時の音の分離が気になったくらい。

 初めて行った店は縦に長く、指定された席は最後方だったためステージが遠く、壁のモニタ(これは親切装備)見ることもしばしば。先着順に前から割り当ててゆくようなので、予約は先手必勝だ。そうは言っても目黒B.A.J.などほどのキャパはないため、まだマシなほうかもしれない。

2021年7月28日 川口・SHOCK-ONにて
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【本】山本茂美著 「喜作新道-ある北アルプス哀史-」(朝日新聞社)

2021-08-12 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 多くの山ヤの憧れ、北アルプスの槍ヶ岳。そこへ至る、現在は「アルプス銀座」とも呼ばれているルートを開削した小林喜作氏の生涯と、その周辺の人々の様子を記した本。

 なぜタイトルに「哀史」と入っているかと言うと、後半は殆ど喜作親子の死(雪山の小屋で就寝中、雪崩で小屋が押しつぶされ圧死とされている)について「本当に事故死だったのか?」と言う謎解きに費やされているほか、その他の腕の立つ猟師も割と気の毒な人生の終わり方だった例が続くからか。

 猟師として腕が立つだけでなく獲物の売り方、山小屋の開設とそこに至る登山道の開削と、商才すぐれた喜作は羨まれ、妬まれたという。人徳がないと言うより、うまく立ち回れなかった(そうしなかった)のだろう。がめつさが過ぎたのかもしれない。

 いまアルプス銀座を歩く登山者で、この経緯を知ってる人はどれくらいいるだろうか。ネットで周辺の登山ルートを見ながら、そう思った。残念ながら自分は、たぶん歩くことはないだろうな。

 2021年7月27日 自宅にて読了
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