日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】伊藤計劃(けいかく)著 「虐殺器官」(ハヤカワ文庫)

2021-09-01 20:00:00 | 本・映画・展覧会
「ベストSF2007」国内篇第1位だそうだが、全く知らない作品、作家だった。何かの本で推奨されていたので読んでみたが、実に面白かった。

 SFなので近未来の設定、戦闘用の武器や装備、さらには兵士のPTSD対策など、未来的な部分はあるが、人が人と戦う、人を殺めることは依然として行われている。主人公はアメリカの特務機関、平たく言えば暗殺部隊の実力者で、任務として一人の男を追い続けることになる。追われる男は、転々とする国々で平和を乱し内戦を勃発させる。何のために?

 暗殺者がターゲットと深遠な会話を交わす、その会話がインテリジェンスに満ちて現実離れしている。哲学と信念の交錯が緊張感を生む。「正しい」のはどちらか、読者は考えざるを得ない。

 2021年8月12日 自宅にて読了
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(Live) PROFESSIONALISMS SUMMER days2

2021-09-01 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
SUNAO(g)、渡部チェル(key,PRISM)、岡田治郎(b,PRISM)、木村万作(ds,PRISM)

 2日連続のイベント、今晩のギターはSUNAO氏。春にも聞いたインパクトあるタイトル「スナオくんガンバレ!(仮)」(笑)でスタート。昨晩のISAO氏が和田アキラに見出されデビューしたのに対し、今晩のSUNAO氏は高校時代から学校サボってPRISMライブに通っていたファンあがり。そのためか、トーンはISAO氏の方がアキラさん寄りに聞こえたが弾き方・手癖的な雰囲気はSUNAO氏の方が身に染みている感じで、MCで他のメンバーからも指摘されていた。

 そんなバックグラウンドがあるせいか選曲もオッと言う感じのナンバー、仕上げは「絆」そして「Take Off」と泣かせるチョイス。早目のお盆でアキラさんが還ってきていたら、喜んでくれたかな。写真は店の片隅のテーブル、線香が焚かれ、在りし日のアキラさんの写真やアルバム、愛用のギターが飾られていた。

 2021年8月11日 横浜関内・Stormy Mondayにて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする