日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2021年8月20~29日 【バイク】震災遺構と水族館と離島めぐりの東北ツーリング(4)

2021-09-14 20:00:00 | バイク・自転車
 8月23日、4日目。今日のコースは、塩竈を中心に南へ北へ。

(1)仙台うみの杜水族館
 アクアマリンふくしまは臨時休館だったがこちらは開館しており見られた。全般に施設開館に対し福島と岩手は厳しく、宮城は緩いようだ。
 水族館としては十分に楽しめたのだが、北の海の紹介については物足りない印象だった。

(2)石巻震災遺構 旧大川小学校(写真)
 生徒と教員70名余りが津波で亡くなり、避難誘導に問題があったと訴訟騒ぎになっている遺構は、この夏から敷地内が整備され公開された。窓枠から内装までひしゃげて建物の躯体しか残っていない校舎、コンクリの支柱ごと倒され捻じ曲げられた渡り廊下。幾度となく写真で見た遺構も、目の当たりにすると衝撃的である。それにしても、なんで学校より川に近い(ただし学校よりは高い)場所に避難したのか。結果を知っているから言えるに過ぎない。

宿泊先
↓R45
仙台うみの杜水族館
↓R45
石巻震災遺構 旧大川小学校
↓宮城県30~県33~R398~R45
宿泊先

 大川小学校へ向かう北上川沿いの道は往復とも快適、特に県30は最高。川面を見ながら、この水面が走っている高さ以上まで膨れ上がったとは想像しがたいものがあった。
 宿は客が工事関係者ばかりのビジネス旅館だが、中は様々な観光ポスターがぎっしり貼られた異空間。シンプルだが清潔で気持ち良い。 

 本日の走行距離:117.1km
 今回の総走行距離:546.7km

 OYOビジネス旅館ダック石巻蛇田 泊
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2021年8月20~29日 【バイク】震災遺構と水族館と離島めぐりの東北ツーリング(3)

2021-09-14 06:00:00 | バイク・自転車
 8月22日、3日目。今日はバイクと荷物を置いて島めぐり。残念ながら雨降りだが、ひどい降りではないのでレインウェアでなく傘差しで歩くことにする。コンビニで朝昼の食料を仕入れて島へ。ここの島々は面白いことに、定期船以外に島々の間をオンデマンドで運航する渡船が存在する。よって、最初と最後以外は時間の制約なく島巡りを楽しむことができる。

(1)桂島
 桂島港から島の外側をぐるりと回る形でハイク。原生林の中の遊歩道は感じよい。南側の浜は綺麗な砂浜と松林の間に高い防波堤。人の気配は全くなかった。島のもう一つの港、石浜港で渡船開始の9時を待ち電話、もう一人、塩竈から同じ船でやってきた年配客と野々島へ。

(2)野々島
 小さな島で、一周と言うより縦断と言う形でハイク。もう一人の方は近在の町からスケッチにやって来たが雨で描けないとボヤく。近在ならこんな天気の日に来なくてもと思ったが口には出さなかった。椿のトンネル道、花の時期なら美しいかもしれない。小さな島だが、ここが浦戸諸島の中心地なのか、野々島港近くには立派な「センター」が建てられていた。

(3)寒風沢(さぶさわ)島
 野の島学校下の乗り場からは石を投げれば届く距離。それでも橋が架からないのは、人がいないためだろう。もうお一方と港で別れ、また一人歩く。この島は桂島かそれ以上に大きく、平地もあって水田が広がる。西側に砂浜もあったが、ここも人影はなし。

(4)朴島
 渡船は小さな船、救命胴衣をかぶって水面すれすれをゆくのは楽しかった。おびただしい養殖筏の間を抜けて到着(写真)、牡蠣の稚貝だそうだ。ここは一番小さく、港からV字型に道が伸びるのみ。それぞれ10分と経たずに行き止まってしまった。

 雨で林になったのか島巡りはあっという間に終わり、朴島を昼に出る定期船で塩竈に戻れてしまった。適当に食事してビール飲んで昼寝と読書、バイク旅で初の連泊はゆったり気分で過ごせた。

塩竈港 07:15発
↓定期船
桂島
↓無料渡船
野々島
↓無料渡船
寒風沢島
↓無料渡船
朴島 12:00発
↓定期船
塩竈港

 OYOホテル 塩釜&松島 泊
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