日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2021年9月4日 【バイク】ぼけ封じ関東三十三ヶ所巡り(1)千葉その1

2021-09-24 20:00:00 | バイク・自転車
 新型コロナ関連で遠距離旅行がキャンセルとなった週末。天気ぐずつきバイクの洗車もできないため、前に書いた通り、「ぼけ封じ関東三十三か所」ツーリングをしようと思う。

 5時すぎ起床、コーヒーでなくカップスープを飲んで6時出発。今日は千葉の4カ寺を巡りつつチョイと観光もするルートを組んだ。雨が上がりきらないため、レインウェアを着て出発。やっぱり新しいの買おうかなあ、先日メーカーのショップで状態を説明して相談したら、(当然ながら)買い替えを勧められた。普通のユーザーより利用頻度は高いと思うし、アウトドア用としては過酷な使用環境(時速数十キロで長時間雨を浴び続ける)だと思うし。ちなみに今日の荷物はトップケースと防水ウエストポーチで、リュックは背負わない。そのウエストポーチも、走行中はトップケースにしまっておく。身軽で嬉しい。

(1)観久山 潮音寺 (千葉県富里市)
 千葉に向かう恒例で東京ゲートブリッジを経由しR357へ。南船橋で左折して千葉県8を北上、少し遠回りだが一番シンプルなルート。新鎌ヶ谷で千葉NTへの国道464へ右折、途中から一般道ながら制限70kmの「高速区間」となる。成田市まで直進、R408に突き当たり右折。市内の牛丼屋で朝食してから寺へ。境内すぐにお墓が広がる何とも言えない雰囲気だが、空が広いせいか陰気な雰囲気はない。納経印は頂けたが一番札所としての「発願」とは入っていなくて残念。以下、本文の()は札所番号を指す。

(3)成田山 八街不動院 (千葉県八街市)
 着てきたレインウェアを脱いだ。市道やら県道やら国道やらをつないで到着した場所は「不動院」と大きな標識が立ち駐車場も広い、団体さんいらっしゃーいなお寺だった。その割に境内が狭い。「ぼけ封じ観音」は基本的に本尊でないことが多く、本堂だけでなく境内を見回らないときちんと参ったことにならないため注意が必要である。

(観光)いすみポッポの丘(写真)
 気分的には寺よりここが一番盛り上がったような…八街から県道~R409~県301~県83~R128~県27と長距離を走り、大多喜ハーブガーデンの前を抜け(時間があれば寄りたかった)到着したのは卵農場の一角。銚子電鉄、いすみ鉄道、千葉市モノレール、キハ38、113系、183-1000系といった千葉県ゆかりの車両のほか、クハ103、クモニ83、DE10+24系寝台車、営団丸ノ内線、大山ケーブル、京急1000形。ヨなど多士済々。残念ながら保存状態は良くない。収蔵し過ぎて維持に手が回らない感じ。訪れはしても維持に手を貸す人間は少ないのが日本の鉄道ファン(含む自分)。せめてもと、ちょうど昼になったので敷地内の売店で昼食を摂った。

(5)医王山 威徳院 (千葉県南房総市)
 ポッポの丘からまた長距離、R465~県81~R128と走り、和田浦の道の駅の近くがポイント。これまでにも走った道路から見える寺だが、全く気にしていなかった。見ようと思わなければ、見えないものも多い。

(4)普和山 最上寺 (千葉県富津市)
 県296~県186~R410~県34~県88~R465と走ったが、県道は山中を抜ける舗装林道と同義だった。敢えて県道の多いルートを取ったのだが、これほどとは。再びポツポツ来たためレインウェアを着た。

(観光)東京湾観音
 天気は悪いが、コース途中にある観音様にも寄ってみた。ここも陸から海から何度となく見ているが、訪れるのは初めて。観音様の胴内は螺旋階段になっており、最上階までフウフウ言いながら登る。曇天で絶景とはゆかず残念。ところで、こことか大船とか高崎とか、大きな観音さまって実は夜中に目が光りレーザービームを発していると妄想してしまうのは、自分だけだろうか?

 今日はコースの関係でここまで。R127を南下して浜金谷へ、いったん通り過ぎて保田の漁協直営食堂「ばんや」で早目の夕食。さすがにガラガラだった。フェリーもクルマ13台バイク1台のみでガラガラ。久里浜からの帰りが土砂降りとなり、やっぱりズブ濡れとなって帰宅、出先でレインウェアを着るときちんと着れないようで、何だか中まで染みちゃうんだよねえ。けっこう走ったので給油も済ませておいた。

 本日の巡礼箇所:4
 巡礼箇所の合計:4
 本日の走行距離:約344km
 巡礼ツー合計走行距離:約344km
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【本】鳥海高太朗著 「コロナ後のエアライン」(宝島社)

2021-09-24 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 新型コロナ渦で甚大な被害を受けた業界の最右翼が航空業界だろう。その業界の現状と、復活への展望をまとめた書。

 内容はデータと施策ばかりで、利用者に嬉しい情報たとえばお得な航空券の買い方とか効率的なマイルの貯め方とか知られざるエアラインのサービスなんて話は皆無。本当にこの業界に興味がなければ読んでも面白くない。

 そしてこの業界に興味があっても、面白くない(苦笑)。それは著者の筆力によるものでなく、本書がデータや施策を集めて整理した報告書的な面を多分に持つから。そういう意味で、どうしても著作がユーザーレポートに偏りがちな筆者がこういう本をまとめたことに驚きと、少しばかりの敬意を覚えた。

 …コロナ渦鎮静化を見込んで秋に海外旅行を計画しているんだけど、諦めた方が良さそうですね。

 2021年9月2日 自宅にて読了
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