2021年11月20～21日【旅行】1泊2日で新島・式根島へ（２）

　11月21日、昼過ぎまで新島で過ごす。島に釣り師の姿はあるが、観光客の姿は皆無と言って良い。

　宿から徒歩5分の店でレンタルバイク(Let's4-50cc)を借り、島内の主な道すべてを走る意気込みで走り出す。まず東端の集落・若郷へ。ここへは長いトンネルがあり、自転車歩行者は通行止め。そして淡井浦漁港、阿土(あっち)山と巡って戻ってきて新島随一の浜が続く羽伏浦へ。天気は悪いが見事な海の色(写真)。

　ここで雨が降ってきた。予報より少し早い。西の山の方を回るのは諦め、まました温泉へ。だがコロナ影響で13時開店で残念。少し移動して、湯の浜露天風呂の足湯に足を浸した。式根島も新島にも露天風呂が何ヵ所かあるが、すべて水着着用。今回は水着持参を忘れ残念だった。最後に新島博物館を見学し、島寿司を食べてバイクを返却。航空便の客を出迎えに行く昨夜の宿の車に乗せて貰って空港へ。この便は飛ぶようだが、悪天候で最終便は飛ばないかもしれないとのこと。ぎりぎりセーフか。

　新島空港から新中央航空206便(JA35CA:Do228)で調布へ。雨の中を離陸してすぐ雲の中、気持ち良い揺れにウトウト。静かになったと思ったら降下して雲から出てもう川崎市北部で、岡本太郎美術館の「母の塔」が見えた。昨日とは逆向きに進入し着陸、所要31分。こちらはまだ雨になっていない。

　到着後は立川へ向かうのだが、時間があるので武蔵境駅まで5㎞弱を歩き、そこからJRで向かった。調布・神津島・新島の3空港を利用、式根島・新島の2島を訪問。実り多き週末だった。 （おわり）


【11/21(日)】
新島 1345
(NCA206便)
調布飛行場 1425
(徒歩5km)
武蔵境

2021年11月20～21日【旅行】1泊2日で新島・式根島へ（１）

　有人島制覇と未踏空港利用を兼ね、この週末は伊豆七島へ。往復空路で2空港を制覇、その間に島巡りも組み込んだ。夏が終わると、伊豆諸島への飛行機も船も便数が減り、曜日によってダイヤが変わったりするので計画には注意が必要だ。

　11月20日、調布空港から新中央航空301便(JA35CA:Do228)で神津島へ。ドルニエ228は海外どこかで乗ったつもりでいたがそれは「328」の方で、どうやら初搭乗のよう。 先日沖縄で乗ったDHC-6ツインオッターと同じくらいの大きさ、チェックイン時に渡される搭乗券に席番の記載はなく、係員に先導されて向かった飛行機の搭乗口の前で前方の客より呼ばれて乗り込む。機内は狭いので、合理的なシステムだ。ちなみに当便は定員19名に対し17名のほぼ満席。

　調布を離陸し左旋回。よみうりランドのすぐ上を通って南南東へ、西谷駅あたりで南南西に変針、鎌倉市街や由比ガ浜を左手に見つつ相模湾へ。高度は5,000ftくらいか。右手には富士山がくっきり、白い翼・青い海と最高のコントラストなれど自分は左席、頑張って手を伸ばせば写真を撮れないこともなかったが自粛した。大島を過ぎると北風の山岳波(三原山の後流)でガンガン揺れる。利島を過ぎ、このあと向かう新島、式根島を見ながら降下開始。このあと乗る「さるびあ丸」が神津島へ向かっているのを含めパシャリ(写真)。神津島へは33分で到着した。

　神津島は過去に訪問したことがあり、今回は空港利用のみで失礼する。到着して直ちに港へ向かう。前日に航空会社へ確認、タクシーを予約しておいた方が良いとのアドバイスで予約しておいて良かった。結構遠くて1,700円近くかかった。東京竹芝へ向かう大型客船「さるびあ丸」に乗船、次の寄港地・式根島まで50分610円。ずっとデッキにいた。風を受けなければ、快晴で気持ち良い天気。しかし、小笠原から流れてきた軽石が沖縄だけでなく伊豆七島にも到達、漁港には流入防止のオイルフェンスが張られちょっとした緊張状態。

　式根島は5時間ほどの滞在、パンフレットの地図をもとに適当に歩き回り、最後に温泉に入ってのんびり。レンタルバイクもあったので、借りれば隅々まで回れたのに惜しいことをした。

　最終の連絡船で隣の新島へ、20分430円。伊豆諸島の船便は東海汽船しかないと思っている人が多いようだが、この連絡船と、下田からの船便がある。民宿では地魚であるメダイの刺身が美味かった。夏は賑わうのだろうが今夜の客は二人、食事をしたのは自分ひとりだった。


調布 0741
(路線バス)
調布飛行場 0756/0845
(NCA301便)
神津島空港 0930
(タクシー)
神津島港 1030
(大型客船さるびあ丸)
式根島 1120
*** 式根島 ***
式根島 1600
(連絡船にしき)
新島 1620
[吉田屋 泊]