題材のテーマに東京都と入っているからには、東京都のどこかで撮られたというだけでなく、それが東京と判る写真でなければならないと自分は考える。いずれも美しい写真、面白い構図、微笑ましい瞬間ではあるのだが、そういう目で見ると展示作品の半数は「失格」だ。もちろん、東京らしさが画面に切り取られ、そのテクニックも素晴らしい作品だって沢山ある。
別にアイコニックな都心の写真でなくても、奥多摩の山でも小笠原の海でも構わない。それでも撮りようによっては、そこならではの構図を作れるはず。家族などの微笑ましい写真も、背景に東京らしさを映しこむべき。
多数の作品が並んでおり、一点一点そういう基準で自分なりの「審査」をしながら鑑賞したことは、大いに勉強になった。
2021年11月28日 新宿・リコーイメージングスクエア東京 ギャラリーRにて
別にアイコニックな都心の写真でなくても、奥多摩の山でも小笠原の海でも構わない。それでも撮りようによっては、そこならではの構図を作れるはず。家族などの微笑ましい写真も、背景に東京らしさを映しこむべき。
多数の作品が並んでおり、一点一点そういう基準で自分なりの「審査」をしながら鑑賞したことは、大いに勉強になった。
2021年11月28日 新宿・リコーイメージングスクエア東京 ギャラリーRにて