特に注目していない作品だったが、劇場で予告編を見て観る気になった。
平家の没落を歌う琵琶法師、ある呪いからか盲目になってしまった少年は弟子入りし、極めて優れた弾き手となり更には独自の、従来とは全く違う、観客も巻き込んだスタイルの演奏術を編み出す。一方、その少年と出会った異形(奇形)の少年は、その身体的ハンデを逆手に取った独自の踊り(ダンス)を編み出す。タッグを組んだ二人のパフォーマンスは大人気となるが、一方で既存勢力や為政者に疎んじられた挙句、規制されることになる…。
作品では「新しい」音楽としてロックやラップ、ダンスとしてブレイクダンス等を使った表現がなされ、ミュージカルのような展開で描かれる。その躍動感と、古の日本的風景のギャップが面白い。
ストーリーとして、二人の辿った運命、それに対する二人の態度に腑に落ちない部分があったが、映像と音楽は楽しかった。
2022年5月28日 川崎・チネチッタにて
平家の没落を歌う琵琶法師、ある呪いからか盲目になってしまった少年は弟子入りし、極めて優れた弾き手となり更には独自の、従来とは全く違う、観客も巻き込んだスタイルの演奏術を編み出す。一方、その少年と出会った異形(奇形)の少年は、その身体的ハンデを逆手に取った独自の踊り(ダンス)を編み出す。タッグを組んだ二人のパフォーマンスは大人気となるが、一方で既存勢力や為政者に疎んじられた挙句、規制されることになる…。
作品では「新しい」音楽としてロックやラップ、ダンスとしてブレイクダンス等を使った表現がなされ、ミュージカルのような展開で描かれる。その躍動感と、古の日本的風景のギャップが面白い。
ストーリーとして、二人の辿った運命、それに対する二人の態度に腑に落ちない部分があったが、映像と音楽は楽しかった。
2022年5月28日 川崎・チネチッタにて