日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】コーマック・マッカーシー著・黒原敏行訳 「平原の町」(早川書房)

2022-06-02 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 著者の「国境三部作」の第三作。第一作「すべての美しい馬」の主人公と、第二作「越境」の主人公が「共演」するが、一貫して流れるのは時代の流れに乗らず(乗れず)我が道をゆくカウボーイたちの悲哀。

 もっとも、悲哀と言うのは傍から見て言うことであり、本人たちはそうなることを覚悟し受け入れているようで、納得ずくの公道であろう。本意でない迎合をして生きるより、どんなに辛くても己の信念に従って生きる矜持。彼らは、彼らの人生を全うしたと考えれば、やるせない読後感も幾分は癒される。

 2022年5月22日 実家から戻る電車中にて読了
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2022年5月23日 【船舶】小型船舶免許更新講習

2022-06-02 06:00:00 | 鉄道・飛行機・船舶
 ペーパーライセンスではあるが、こう見えても1級小型船舶免許を持っている。ちょっと知ってる人からは「1級!?スゴイですね」と褒められるが、それ以前に自家用機の操縦免許を取っており、計算問題などはそっくり理論が応用できたため、取得は全く難しいことはなかった。実践だって、船って迷ったら停まって考えられるじゃないですか。飛行機だと、考え込んでいると墜落しちゃうんで。とは言え、実際の揺れは船の方が相当ひどくなる可能性はあるので、決して操船がラクと言うワケではありませんので念のため。

 免許は5年ごとに更新となるが、1年前から講習を受講することで手続きを終えられる。来年あたり生活がどうなっているか判らないため、余裕あるうちに受講することにした。平日の晩の回の講習に申し込み、終業してから出かけた。前回は出社生活だったため都内の会場を申し込んだが、今回は自宅から行ける会場を。終業して夕飯を掻き込み、バイクで会場へ。

 小さなスペースに受講者は4名。特に知床観光船の事故があっただけに、ここのところ受講者は皆さん真面目だとのこと。簡単な身体検査があって、講義があって、安全ビデオ(今回は救命胴衣)を観て、全部で2時間弱。試験はない。自動車の運転免許もそうだが、更新講習はチョロ過ぎる。

 免許取得して既に2度目の更新、その間の操船経験はゼロ。操船付き釣りツアーなんてイベントをやっていることも判ったので、来年あたりから少し乗ってみようかと言う気になった。
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