日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2022年5月29日 もう一度会えた

2022-06-09 20:00:00 | ノンジャンル
 実家でのアシ用に買ったバイクを引き取って移送したので、今週末も実家で過ごす。前回と違うのは、母が居たこと。

 いやー、昨日また救急搬送されたと聞いた時にはしまったと思いましたね。やはり退院した瞬間に行って会っておくべきだったか、と。幸い入院なしで帰宅でき、無理な運動をしなければ普通に過ごしてよいとのことで今日会えたわけです。

 こんなに痩せていたかと思うほど腕は細く、髪も一気に白髪が増えてしまっていたけど。生きている間にもう一度会えて、話ができて良かった。ここから意外としぶとく長生きしてくれることを願います。ただ自分が行くと嬉しくて無理をさせそうなので、2,3週間に一度くらいで行くのが良さそう。買ったバイクいじりをしたいので行くのは苦じゃないと言ったら罰当たりかな。
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【本】山折哲雄著 「西行巡礼」(新潮文庫)

2022-06-09 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 漂泊の歌人俳人と言えばまず松尾芭蕉が浮かぶのに異を唱える人はいまい。しかし次に上る名は誰か。種田山頭火だと言う人もいるだろうし、西行法師だと主張する向きもあろう。それより古い人だと、ちょっと思い当らない。旅する僧や行者であればさらに古くよりいたが。

 本書は西行その人について書かれた部分より、著者の旅日記や随想から西行の姿を求める。それも単に足跡を辿るわけではなく、欧州の巡礼道から思いを寄せたりするので、読者も想像力を逞しくしなければ読めない。

 西行が多くの人を引き付けるのは、単に優れた歌人であっただけでなく出世コースに近い武人の地位を捨てたこと、ひと所に留まらない流浪の人生を送ったこと、孤高の存在でなく多くの人と交わった親しみやすさを兼ね備えていたこと、などがあるのだろうと、本書を読んで思い至った。

 2022年5月30日 実家にて読了
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