日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【映画】トップガン マーヴェリック[IMAXレーザー・字幕]

2022-06-13 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 36年ぶりに公開された「トップガン」の続編について、俺に語らせろー!(馬鹿)

 …というくらい感想が多過ぎて、纏めきれない。

 面白いってんじゃなくて、前作からのオマージュの多さ。音楽しかり、台詞しかり、映像の構図しかり。登場人物の関係にもヤルなと思わされて。やはり、前作での予習はした方が良い。オープニングなんて、両作品を並べて比較映像を作りたいくらいだったよ。

 単なる旧作リスペクトの懐古路線に留まらないのが良かった点、飛行機や兵器が新しいのは当然として、前作以上に描かれる「敵」国の企み、技術進歩による映像とCGの素晴らしさ。ストーリーも、「敵」と交戦して勝ってバンザイだった前作から大きく進歩して「一難去ってまた一難、おまけに…」という展開。でもクライマックスは前作オマージュに戻る。

 余計な邪推や評論家を気取らず、シンプルに楽しんだら良いと思う。そして観るなら映画館それもIMAXとかの大画面で、視界がスクリーンで一杯になるくらい前の方がスカイアクションシーンで没入できて楽しいと思う。雰囲気を感じるため、日本語字幕版一択だ。

 2022年6月1日 109シネマズ川崎にて
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【本】ジェイン・メンデルソーン著・小沢瑞穂訳 「アメリアの島」(早川書房)

2022-06-13 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 たぶん世界一高名な女性飛行士であろうアメリア・イアハート。通信士フレッド・ヌーナンと共にロッキード・エレクトラ(L-10E)に乗り込み世界一周飛行の途中、太平洋にて行方不明となり機体や遺留品などは見つかっていない。その史実を発展させ、実は二人は某島に不時着し生きていたとして、その生活ぶりを描いた小説。

 生前の彼女の言動などから、そういう考え、生活様式を取ったであろうと言う着想はユニークだが、さして面白くなく、ストレスフルな生活ぶりが伝わって来ただけだった。いや、遭難生活なのだからそれが当たり前で、その雰囲気が伝わって来たと言うことは優れた作品なのか?

 他の本でも読んだが、確かにアメリアは先駆的な冒険を成し遂げたパイロットではあったが、勇気や胆力では秀でていたかもしれないが操縦士としての技能は一流ではなかったように見受けられる。装備品についての知識、通信術など、足りない部分ばかり目につく。航法士としては超一流だったがアル中でパンナムを解雇されたと言うフレッドと組んだことも、技量や契約金の問題もあろうが、早く出発することを優先させたための判断ミスと言えなくないか。全ては結果論ではあるが。

 本書を読んで、何となくアメリアを好きになれない自分を再認識した。

 2022年5月31日 実家より戻る電車中にて
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