日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】多田 治著 「沖縄イメージを旅する-柳田國男から移住ブームまで-」(中公新書ラクレ)

2022-06-14 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 沖縄と言えばホワーンと思い浮かぶ、ステレオタイプなイメージってあるじゃないですか、自分もだけど。しかしそれってどうやって「刷り込み」されたんだろう?北海道のクマ、東北のこけしもそうだけど(違うか)。と言う疑問に答えてくれるのがこの本。メチャクチャ正確な年月や掲載メディア等がリスト化されているわけではないが、「本土人」が沖縄(本島)を知り、八重山(諸島)を知り、現地に旅し、逆にそれを受け入れることで沖縄(の人々)がどう変わって来たかを、幾つかの年代に分けて解説している。

 読むと、確かに自分が沖縄を知り行くようになったのは本当に最近のことで、しかも大した知識は持っていないと気付かされた。そりゃ移住を志す熱愛派と違い、せいぜい年数回出かけるセフレ派(もう少し良い表現は無いのか?)だから。ちなみに昨年の訪沖回数は、本島2回・宮古2回・石垣2回の計6回、のべ15日ほどの滞在だった。今年は先週末の1回のみ。

 気候はもちろんだが距離的にも、歴史的にも、日本本土とは離れた存在と感じることの多い沖縄が人気の理由はなぜか、一方で沖縄の人々は訪問客をどう感じ受け止めているか、両方の視点から書かれた文章で、非常に興味深かった。

 2022年6月6日 自宅にて読了
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2022年6月3~5日 【旅行】復帰50周年の沖縄本島

2022-06-14 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今年は沖縄の本土復帰50周年。その様子を見に、というわけではないが、梅雨時ではあるが沖縄本島に出かけた。先月の宮古島行きは母が倒れてドタキャンしたが、今月は病状も落ち着いたので行くことにしたのだった。

 そういう事情で慌ただしく精神的に落ち着かないひと月弱を過ごしてきたので、今回はあまりアクセクせずに過ごそうと思った。雨はむしろ、動き回るのが億劫になって好都合かもしれない。とは言え、那覇空港に着いた時の本降り、さらにレンタカーを借りて糸満市の食堂に地魚を食べに行く途中からの土砂降りには驚かされた。そして食後、店を出たら前の道路が池になってる…クルマが床上浸水するかと思うほど水が溜まり、マンホールから雨水が噴出している状況。携帯には緊急エリアメールが一斉送信されて来て、避難勧告だと。おいまじか。何とか豪雨エリアから脱出したが結構マジメに運転した。もう観光は全て取り止めてホテルへ。夜のTVニュースで、その辺りが報道されていたほどの被害だった様子。

 翌日も雨の中、東海岸を北上して辺戸岬へ。途中、リュウキュウイノシシの子供がクルマの前を横切ったり、唯一飼育されている物怖じしないヤンバルクイナを見学したり(写真)、さいきん東海岸にポツポツあるコーヒー農園でコーヒーを飲んだり。雲べったりでも与論島(鹿児島県)は見えたが、強風雨で傘が壊れた。昼間でもヘッドライト点灯して走る。

 最終日は朝のうちだけ晴れて一瞬の水遊び、でも那覇に戻る途中には土砂降り、またかよ…空港で沖縄料理のレトルトをアレコレ買えたのが良かった。

 ここしばらく、那覇市内か周辺離島にしか行ってなかったため、中部・北部へのドライブは楽しかった。沖縄本島も、久しぶりだと観たい寄りたい場所がいっぱい、改めて来たいと思った。レンタカーのワゴンRの燃費は、23km/L台とまあまあだった。
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