日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2023年12月18日 【食べ物】川崎・麻ぜろう

2024-01-02 20:00:00 | 食べ物・飲み物

 「ラーメン屋以外ではラーメンを食べない、ブログに書かない」がモットーの自分としては、この店を取り上げて良いものか迷った。が「ラーメンWalker神奈川2023」に取り上げられている店だし、まあいいかと。とは言え看板メニューの「麻婆まぜそば」はいかにもターゲット外、唯一ラーメンっぽい「塩そば」をオーダーする。これがなければ、この店には来なかっただろう。券売機故障中で、着席してオーダー、支払い。

 丼が大きい。小さな店の1.5倍くらいありそう、その中にこんもりと、粗挽き黒胡椒がまぶされたモヤシがタワーのように…なんだか二郎系みたいだなあ、そこまで量は多くないけど、そのもやしのごま油が塩スープと混じり、塩ラーメンでなくタンメンのような味がする。嫌いではないが、やはりラーメンと言うジャンルには入れたくないかな。塩がちょっとキツ過ぎると感じた。麺は細めストレート、食べやすい。タワーもやしの他、ほうれん草にチャーシュー。チャーシューは小さいが4枚あったか、柔らかすぎず堅すぎず、しっかり味も出ていて好感。

 塩ラーメンとして評価するとスープが今一つだったが、店内は広く清潔で接客態度も丁寧、メインの麻婆まぜそばを食べにならまた来ても良いかなと思った。

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【映画】宇宙戦艦ヤマト 劇場版4Kリマスター<LIVEサウンド×RGB4Kレーザー>

2024-01-02 13:00:00 | 本・映画・展覧会

 今日は映画そしてアニメのハシゴなのだ。

 他の映画を観に行った際に本作の予告編が流れた。そのナレーションがデスラー総統役・伊武雅刀(出演時は伊武雅之)、それだけで当時を知る者としては惹かれてしまう。オッサンいやジイサンホイホイだ。調べてみると劇場版は'77の公開だが、元となるTVシリーズは'74年から始まっており、ほぼ50年が経っている。半世紀だよ!

 惑星ガミラスからの遊星爆弾により地上は破壊しつくされ放射能が蔓延し、地中深くに潜ったものの終末の時を迎えつつあった人類に、遥か14万8千光年の星・イスカンダルから救いの手が差し伸べられ、それを求め20世紀の第二次世界大戦で爆沈した戦艦大和を大改造した宇宙戦艦ヤマトで人類を救う旅に出る沖田艦長以下乗組員の話…と誰でも知っていそうだが、書いておく。好評につき以降シリーズ化されるのだが、やはり初作が一番インパクトがあった。

 TVシリーズをつぎはぎした作品のため、シーン展開に唐突感、不連続感があるのは止むを得ない。荒唐無稽と言って良いほどのストーリーだが、それを上回るワクワク感があるのだ。西崎義展プロデューサーよ、貴方は偉大だった。何で道を踏み外しちゃったんだ…。ところで終盤の展開に違和感を持ち、帰宅して調べて判った。自分が記憶していたのは「スターシャ死亡編」であり、本作で採られていたのは「スターシャ生存編」なのだった。もちろんこちらがTVシリーズとして正当性あるものなんだが、自分はどこで死亡編を記憶しちゃったのだろう?

 4Kリマスターと言う以前に、無数の星が輝く宇宙シーンなど、50年前によくセルに描いたものだと驚かずにいられなかった。ヤマト本体以上に、星や宇宙の描き込みの凄さに、当時のアニメーターたちの情熱を感じることができた。年明けには続編の4Kリマスター上映も予定されているので、きっと行くことだろう。

 2023年12月18日 川崎・チネチッタにて

 

追伸

 沖田艦長が指揮を執る「艦長席」を見た瞬間、今は無き日本航空ボーイング747型機に設置されていた通称「艦長席」を思い出した。席番は「4D」だったよね、結局座るチャンスはなかった。

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【映画】屋根裏のラジャー

2024-01-02 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 人間の空想力・想像力が生み出した友だち・イマジナリ。さまざまな形をしているが、中には人間そっくりのもいる。イマジナリ同士はお互いが見えるが、想像力を失ってしまった人間から連中は見えない。想像力きわめて豊かな少女・アマンダから生み出されたのは人間そっくりのラジャー、ロジャーの間違いではない。空想の世界で二人は仲良く過ごしていたが、とあることをきっかけに関係にひびが入る。一方、そうしたイマジナリーを喰らい養分とする怪人ミスター・バンティングが現れ、ラジャーを喰おうとつけ狙い始める。彼から逃れようとしてアマンダは事故に遭い意識を失い、そのことでラジャーは消滅してゆくかにみえるが…

 人が自由に空想する力をいつまで持てるか、大抵は大人になるにつれ忘れ失ってしまうものだ。そうしたジュブナイル的観点がありながら、アマンダとロジャーの友情、イマジナリ同士の助け合い、歪んだ欲望が自滅してゆく醜さなどを描いている。キャラクタのルックス(ちょっとジブリ作品っぽい)、名前、舞台などずべてイギリスと思われ、英国作品の日本語吹替版かと思ってしまったが日本作品。原作が向こうだから画もそうなったってことかな。怪人ミスター・バンティングを演じるのはイッセー尾形、見事に適役だった。ただ全体的に見ると子供には難し過ぎ、大人には物足りない仕上がりに思えた。公開後の評価は低く、興行的には大失敗作らしいのは残念だがやむなしかも。

 2023年12月18日 川崎・チネチッタにて

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