頂き物の本はまぁ「トリビア本」ではあるのだが、けっこう面白い。47都道府県単位に書かれている記事そのものが「へぇ~」なケースもあるし、タイトル通り30年前との比較に「そうそう、そうだった」と頷くケースも少なくない。そして、認識を改めなければならないケースも。お茶No.1は?餃子は?常識はもはや常識ではない。知ってて役立つケースは無さそうだが、無用の用という言葉もある。
「青春18きっぷ」は5日分あり、一人で使うこともできるし複数人で共用することもできる。今回は12月に2回使い残り3回を年明けに、全部自分で使う。今回のテーマは「雪見」。今日は飯山線を目的とした行程を組んだ。
立川からの中央線を予定していたが、早く目が覚めたため身延線経由で甲府に出ることにした。ただし東海道線始発には間に合わず、新横浜から小田原まで新幹線で「ワープ」。18キッパー(青春18きっぷ利用者)は、18きっぷで利用できない特急や超特急(死語)で先行することをこう呼ぶ。それで1本前の列車に乗れ2時間待ちを回避できたりする。
東海道線は割愛、身延線からローカル線の旅が楽しめる。今日は冬晴れ、富士山が見事だった(写真上左)。甲府からの中央線もはロングシートだったが、車窓の両側に展望する山々を楽しめた(写真上右、中央が甲斐駒ヶ岳)。松本からの篠ノ井線も北アルプスを遠望ののち姨捨からの善光寺平の眺めが見事だった(写真下左)。そしてメインの飯山線、長野市は殆ど雪がなかったが奥に入るにつれ雪が増え、信濃川の眺めは期待通りだった(写真下右)。県境の森宮野原あたりからもう薄暗くなり、越後川口は深夜の雰囲気。長野までは快晴だったのに、新潟に入ったら雪になった。宿の客は一人、旧知の宿主夫妻と昨年4月以来の再開を喜び、よもやま話を愉しんだ。
やはり平日の旅はいい。朝夕は通勤通学客で込み合うが、日中は概ね空いており気持ち良く旅ができる。
新横浜 0600 (ひかり533号)
小田原 0614/0622 (E231系x5)
熱海 0645/0649 (211系x3-313系x3)
富士 0727/0745 (313系x2)
甲府 1024/1058 (211系x3)
松本 1254/1330 (E127系x2)
長野 1449/1504 (キハ110x2)※前1両のみ越後川口行
越後川口 1803/1812 (E129系x4)
小千谷 1817/1830 ※乗合タクシー
[小千谷ふるさとの丘YH 泊]