TVシリーズが好評で劇場版が制作されることは珍しくないが、TVシリーズ放映を前に劇場版が公開されると言うのは珍しいんじゃないだろうか。放送を観ないと確かなことは言えないが、放送予定の何作かを繋ぎ合わせ、間にオリジナルの映像(小噺・エピソード)を挟み込んだのかな?
猫たちが営むラーメン屋に一人だけ紛れ込んだ、人間(女の子)の奮闘と打ち解けを描く。型破りな着想と、ありがちなトラブルのミックスが興味深かった。
2024年6月24日 川崎・チネチッタにて
TVシリーズが好評で劇場版が制作されることは珍しくないが、TVシリーズ放映を前に劇場版が公開されると言うのは珍しいんじゃないだろうか。放送を観ないと確かなことは言えないが、放送予定の何作かを繋ぎ合わせ、間にオリジナルの映像(小噺・エピソード)を挟み込んだのかな?
猫たちが営むラーメン屋に一人だけ紛れ込んだ、人間(女の子)の奮闘と打ち解けを描く。型破りな着想と、ありがちなトラブルのミックスが興味深かった。
2024年6月24日 川崎・チネチッタにて
ずーっと以前から気になっていた、北陸は小松の尾小屋鉄道。当時の車両が動態保存され年に数回は運転されるという、そのスケジュールチェックをいつも忘れ気が付けば他の予定を入れてしまっており…今年こそはと早々と予定を確保、航空券も手配した。梅雨時だが、様々な条件が全てクリヤされるのは今日しかない。
JL183便(JA08RK:737-800)で44分、小松に着くと案の定の雨。路線バスで小松駅に出、イベント開催日のみ運行される無料バス(要予約)で会場へ。
(1)尾小屋鉱山資料館
会場は2つに大別され、まずは常時開館(休館日あり)の鉱山資料館へ。ここで尾小屋鉱山の歴史が解る。銅を中心とした鉱山で、別子や足尾には比べるべくもないものの、相当の量を算出していたのだと。当時の坑道へのトロッコ(人車)に僅か数十mだが乗り、構内へ(写真上右)。トロッコの昼休みには徒歩でもう少し奥まで見学できるとのことだったが、雨と保存車両に夢中になってたのとで行き忘れた。
資料館から一段下がった広場に、なつかしの尾小屋鉄道を守る会が維持管理している車両がある。軌間762mmのナローゲージだった尾小屋鉄道の気動車、客車、SL(写真上左)。屋根付きの建物の周囲に、さらに狭いトロッコが敷設され、今日はその両方が動かされる貴重な日なのだ(写真下左)。僅か十数mとは言え動く気動車はシフトギヤを操作するクラッチ式、乗ったり、外から眺めたり。岐阜の旧型気動車保存会の方ともお知り合いになり、近いうちの訪問を約束した。
雨が激しくなり、13時の運転を最後にイベントは早期終了、駅への無料バスも時刻繰り上げて運転。十分楽しめたので心残りはない。
(2)サイエンスヒルズこまつ
小松と言えば建設機械のコマツ。企業博物館もあって惹かれるのだが、あいにく日曜日は休館。また小松市立博物館は元日の能登半島地震で施設に被害が出たため休館中。唯一見学できそうな施設がここだった。幸い駅近、中身は子供向けの部分だけでなく大人も楽しめる部分もあった。ちょうど見られたプラネタリウムも寝ることなく満喫。
小松空港へは自動運転バスの最終便を待って乗車。安全のため運転士が乗務しているが、基本的に自動運転。だが停止時のブレーキの加減やライン取りなど、人間の運転には全然敵わないレベルだった。割り切って乗るマインドシフトが乗客に求められることが判った。早々と空港に着いたが幸いラウンジがあったのでのんびり過ごしJL192便で帰京、朝と同じ機体、同じ席だった。
もっと良く調べ考え、例えば前日に敦賀から金沢まで北陸新幹線に初乗車し、小松まで戻って「こまつの杜」を見学後に1泊して尾小屋を訪ねるというプランにでもすれば良かった。そこは反省点だが、昔からの課題だった尾小屋鉄道を訪問できて本当に良かった。(おわり)
HND 0710
(JL183)
KMQ 0810/0825
(バス)
小松駅 0837/0900
(臨時バス)
尾小屋 0930
*** 尾小屋鉄道・尾小屋鉱山資料館 ***
尾小屋 1330
(臨時バス)
小松駅 1400
*** サイエンスヒルズこまつ ***
小松駅 1620
(自動運転バス)
KMQ 1630/2020
(JL192)
HND 2130