2007年7月16日 ３連休(３日目)

　幸いなことに台風は関東直撃をせず、やや沖の方を抜けたようだった。

今日は午後に友人が相次いで連休の旅行から帰国予定。昨日の夕刻便がちゃんと飛んだので、無事に帰って来られるようだ。出迎えに成田ドライブ？とも思ったが、散らかしたモノ、山積みのモノを整理せにゃならぬ。そしてオークションで売り飛ばして家の中をスッキリさせ財布を太らせるのだ。と言ってもせいぜい1～2千円にしかならないだろうが。

　某世界企業の原価低減管理手法に「乾いた雑巾をさらに絞る」というのがある。その会社の好き嫌いは別として、考え方は大いに参考になるところだ。考え方はモノ造りだけじゃなく生活にも応用できないかな？無駄な所はトコトン切り詰める。ただし無駄と思える所は人によって違うし、生活すべてに適用しちゃうと味気なく何のために生きてるんだか分からなくなっちゃう。絞れる所はストイックなまでに、使う所は羨まれるほどに(?)。

　それにしても　台風、地震と日本の各地で散々な連休でしたネ。実はこの３連休、結果的に仕事で行けなかったけど、7/14秋田泊、7/15新潟泊というドライブプランもあったのだ…で、新潟の宿が取れなかったのが仕事と並ぶ要因で行かなかったのだが。

　行っていれば多分、地震のあった7/16 11時前は宿を出発して新津か、いったん海に出て柏崎あたりを走っていたはず。柏崎在住の友人とお茶でも…なんてやっていたかもしれない。あぁ行かなくてラッキー、と言うのは不謹慎か。結果論で行かなくて正解、だけど仕事に感謝する気にはなれませんナ。

　台風去って青空…と思ったが午後からまた重そうな雲…猛暑にならないのは助かるが連休明けから雨なのもイヤだねぇ…

宮嶋茂樹 「不肖・宮嶋 南極観測隊ニ同行ス」 (新潮文庫)

　「突撃カメラマン」として有名な(と私は思っている)不肖・宮嶋氏が南極にも突撃していたとは知らなかった。別にいつも作品をフォローしてるわけじゃあいからね。

　ちょっとフマジメな同行記である。出てくるのはシモネタばかり!?旧軍大好きなのか、ソレっぽい表現も目立つ。が、本人も書いている通り、マジメな報告や記録は他の人に任せ、「不肖・宮嶋」ならではの視点と連想が全開であることは良く分かる。延々と書き綴られた原稿から文章を纏めたのは勝谷誠彦、その苦労は「あとがき」に述べられているが、よっぽど大変だったらしい。

　フザけたような文章だが、この本に散りばめられた写真はさすがと思わせる。そして本書の最後、昭和基地を去る別れのシーンは陳腐なようだが感動的だ。局地に赴き過酷な任務と闘う人々の絆を感じさせてくれるだろう。

　　2007年7月15日　自宅にて読了

2007年7月15日 ３連休(２日目)

　７時起床。うん、これで調子は戻したかな？どっか出かけようか迷ったが、台風はヘタすりゃ関東直撃。電車も道路も止まる可能性があるなぁ。大人しくウチにいよ…昨夜から窓を締め切りエアコンドライにしてるので、ひたすら篭城生活。

とりあえず本を１冊読んだので、ちょっと満足。勢いでもう１冊読もうと思ったが、そこまで気力は続かなかった…

　たぶん来週になれば、３日間もあって何してたんだろうと思うんだろうね…いま思えば学生時代、いったい何をやってたんだろうって思うもの。とりあえず旅だけはしていましたが(笑)

2007年7月14日 ３連休(１日目)

　3時まで仕事。5時まで仮眠。6時に帰宅。7時に寝て9時に起きたけど寝なおして11時に起きた。ちょっと遅れたけど何とか資料の形になったかな？大雑把だけど見積もつけたし。これで気持ちに区切りをつけて連休を過ごせそう。だけど台風来てますね…

　例によって家の中の雑誌やら新聞やら、ちょっと手をつけないとすぐ溜まるよねぇ…掃除して洗濯して。あぁ、食料の買出ししとかなきゃ。

　夕食前にちょっと一眠りと思ったのが17時、起きたのが22時。うぇっ！やっぱりダメージ来てるなぁ。これは今晩眠れないかな？どこの時差に合っちゃったかな？と思ったけど1時過ぎたらやっぱり眠くなった(笑)。朝4時間、夕5時間、合計すれば普段の睡眠時間＋昼寝オプションと変わらないから、人間のカラダって面白いねぇ。

　昼寝をしても夜中に眠れちゃうのはどういうワケだ…♪

2007年7月13日 ３時のあなた

　虹の向こうは　晴れなのかしら♪
という歌詞が11日のタイトルに書いた歌だったのですが、

　二時の向こうは　台風かしら(爆)

　結局今週中の資料再作成が遅れに遅れ（またこういう時に障害対応とか別の飛び込み案件とか出てきて）、久々にオールナイトな気配。それは避けたい、当日は良くても後日ガタッと来るのだ。

　今回なんで再提出資料の練り直しがスムーズに出来なかったのか何度も考えてみる。お客様へのヒヤリングが不十分だったのか、お客様への共感(お客様がどうしたいか十分に理解)が足りていないのか、自分で出来る範囲を超えた提案をしなければならなかったのか、、、

　結局、まとまった形になったのは午前３時。。。予定が入っていればともかく、入れてないので明日は家でグータラして終わりだろうな(x_x)

2007年7月12日 声なき声

　昨日とっとと帰ってしまったため、今日は残業して資料作成。

　んで22時頃に、まだ残ってる後輩に声を掛けたら、そこから延々と会話が始まり…気をつけたのは自分ばかり喋らないこと、説教しないこと。彼に喋って貰うこと。聞いてみると、よく職場を観察してるし、問題意識も持っている。「担当(ヒラ)なので僕からは言えませんが」と言う改善要望も聞いた。

　こうした「声なき声」を吸い上げていくのは年寄りの役目だよな。彼らに「気付いた点を教えて」と乞うくらいの姿勢で接しなければ。それで、話のついでに先週末から今週の不調について話したら、Ｊさんでもそういう事あるんですかと驚かれた。あのねぇキミ、皆いつも好調とは限らないんだよ～不調の時の方が多いかもよ～って言ったら少し嬉しそうだった(^^;

　あっと言う間に１時間、資料作りは進まなかったけど組織的には前進したかな？こういう残業なら気分的には疲れないね。成績を上げるより(ご機嫌取りでなく)信頼を集めるセンパイになりたいね。でもそれは実績あってのモノなのかもしれないけど…

2007年7月11日 虹を渡って

　今週はDr.スランプ。何がスランプって仕事が…

　先週末の打合せ２件、不調。
　なんかお客様と意識が噛みあわない。ダメですな。
　なので提案もお客様の心に響いておらず、それでも「追試」のチャンスは頂いたんですが。その対策をどう練って良いものやら、イメージが浮かばない。

　本当は机に噛り付いて提案書を練り直すべき所ですが、今日は見切りをつけ友人と食事することに。違う業界の人と話をするのも気分転換、何か違う発想が出てくるかも…なんて思惑はなく(笑)、単純にメシでもって話。

　で、メシの写真は撮り忘れ、代わりに会社を出る時に出ていた大きな虹の写真を。都会の虹も捨てたものではない。ウチのケータイのカメラもね♪

2007年7月10日 テクノクライシスではないけれど…

　ちょっと残業で疲れると、ふとネガティブな思いが頭をよぎる。

　例えばそれがコンピュータシステムであれ、高速大量輸送システムであれ、開発した人間は技術の追究だけでなく、世のため人のためを思い「これが出来れば社会はこのように便利になる」という信念を持って業務に取り組む場合が多い…と信じたい。

　で、ちょっと考えれば分かることだけど、そうやってどんどん便利になることが本当に世のためか、ふと立ち止まって考え込んでしまう事がある。人様の役に立つと思ってやってきたことが、実は人様を不幸にしているんではないかと言う不安。

　東海道新幹線が出来て、東名阪は相互に日帰り圏内となった。もちろん、仕事は早く回りそうだ。その代わり、出先でお客様とゆっくり飲んだり、ちょっと時間を作ってご当地の名所に寄ったりする時間は減ったかもしれない。家族はお父さんが毎日帰ってきてくれて嬉しいだろうけど。九州新幹線が出来て、九州内は福岡中心の日帰り圏内と化し、熊本や鹿児島では営業所の廃止(福岡への統合)が多いと聞く。いわゆる「ストロー現象」だ。

　パソコン通信からインターネットへ、我々が居ながらにして得られる情報は飛躍的なんて言葉が陳腐なほどその量が増えた。事情で出かけられない人も多くの情報が簡単に手に入るようになった。一方で裏サイトやアダルトサイト、ウィルス蔓延やフィッシング、いろいろなトラブルも起こり、教育面でも影響が論じられたりしているように見える。

　だからと言って駕籠に飛脚便の時代に戻れと言うつもりはない。世の中のモノすべて、明るい面と暗い面、あるのが当たり前。そして明るい面の方が大きいからこそ、技術は世に受け入れられているはずだから。ただ、暗い面についても忘れないで居たいね、、、と。

2007年7月9日 新丸子「きりん」

　店名は正しくは、七を３つ並べた漢字の「き」と「輪」。漢字読めるけど書けない～♪場所は東横線新丸子駅から綱島街道に出たあたり。クルマは綱島街道に停めるのをお勧めしない。ちょっと裏通りを彷徨うとコインパーキングがある。ラーメン代に100円プラスだ。何となくお洒落な佇まいは内装が白系統だからか。関係ないがこのエリア、不思議とラブホが多い。そういう感じの町並みではないのに不思議だ。

　今日は昭南島からこの近所に引っ越した日系ロシア人・カヤノフ氏(仮名・笑)の導き＆奢りという素晴らしいシチュエーション。ならば、一昨日ラーメン喰ったばっかだからなんて言い逃れはすまい(笑)。ラーメンと、餃子も頼んじゃうあたりが遠慮も思慮もない私である。

　ここは「家系」に近い、割と太目の麺に味濃い目のスープな店。続けて訪問した七味家と良い比較対象になる。何も好みを言わないで出てくる状態だと、ここの方が若干スープが濁り、ダシがより出ているかな？そしてこちらの方が、油の量が多いように見える。麺は向こうはやや平べったく、こちらの方が丸っこい断面を持ち堅め。中太である。ここのトッピングはあっさりしていて、小ぶりなチャーシューとネギ少々。個人的には物足りない。

　詳細を書いたが、ここも旨い。そして、肉汁がじわっと溢れる自家製と思しき餃子も旨い。麺は堅さこのまま、味薄め、油少な目にするのがベストかな。スープは向こうと互角、麺はこちらが好み、そしてネギめしの存在で向こうが一歩リードか。ぜひバイクで出かけて食べ比べて下さい＞誰とわなく(笑)

2007年7月8日 デラシネの旗

　5時半前、次々とやってくるバイクの音に起こされる。皆さん到着すると直ちにエンジン切ってマナー宜しいのですけど、その前にファオーン、フォーンとシフトダウンするのがケタタマシイんだよね…(^^; 陽もとっくに昇ってることだし、顔を洗って出発。ケチって一般道をクネクネ、つづら折れの道はタイヤに悪い。7時に実家着。

　と言うワケで今日は母の72歳の誕生日であります。12歳一回りと考える方式だとちょうど６回り、非常に縁起良いのであります。まぁ最近はリウマチで指が曲がったままだったり高血圧で寝込んだり、ちょっと心配なこともありますが。

　実家に行くと何もしない「王様」になります。まぁ皿運びくらいはするけど。いつまで経っても手のかかる子を演じるワケです。本当に演技か？(^^;

　取り立てて話すこともないので、フロ入って食事して朝寝。ここで「やっぱり実家は良いなぁ」と書ければウツクシイのですが、所詮は生まれ育った家(土地)ではないので、どこかの宿に泊まってるも同然。

　起きてまたフロ入ってまた食事して、町の中心まで出かける親父を送りついでに帰宅することに。滞在６時間、まぁ行っただけでヨシとして頂こう…さすがにトシ取ってきたけど、親にはまだまだ元気で居て欲しいものです。それが自分の今の生活を続けている唯一の重しだしね。