
夏になるとJRで「ジョイフルトレイン」を使用した臨時列車の運転が増える。乗っていないタイプを探し、その運転区間から旅の目的地を決めるのがここ数シーズンのパターン。この週末もそういう理由で上越方面行きを決定。そして、幾ばくか本を寄贈したいので小千谷の宿まで足を伸ばすことにした。
上野駅を8時過ぎに出発するお座敷列車。畳敷きなので朝っぱらからお弁当にビール!…でも揺れる電車でへちゃっと座っているのは結構大変なのだ。和室で過ごす人が少なくなってきている現在、お座敷列車はもう時代遅れなのかもしれないね…のんびり弁当を食べてビールを飲んで、新聞や雑誌を読んでいたらあっという間に終着してしまった。
沼田からバスで50分入ったラベンダーパークはニッコウキスゲなど他の花も色とりどりに咲いており見ごたえ十分。会場内でIZANAGI氏によるシンセサイザー演奏があり、それを聞きながらボーっと小一時間。ところで、入場客で中年男1人ってのは滅多におらず、居たとしても皆カメラを持って撮影に来ており、私はかなり浮いた存在でした…ガラにもなく花を満喫したけど駅のコインロッカー300円、バス往復2,000円、入場料1,000円、安くはない。沼田駅でパンフレットを入手していれば100円引きだったのに惜しいことをした。
水上では駅から10分を歩いて日帰り入浴、短い時間ではあったが足腰伸ばしてリラックス。でも入浴するなら乗り継ぎ時間2時間は欲しいな。ちなみに今日の入浴先は駅前の観光案内所で貰ったチラシ持参で1,050円が800円、こちらはしっかり利用した。機会があったら宝川温泉とかバスと入浴のセット券があるようなので行ってみたい。
上越国境を越える数少ない電車に乗り、越後湯沢の25分停車(!)でそばを啜り、越後川口で下車。この小さな町で行われる花火大会にて今晩の宿からの見物組と合流。スポンサー名と共にアナウンスされる5,7,10,特10号といった花火が延々1時間以上打ち上げられる(写真)。予想外に規模が大きく、かなり楽しかった。人が少なくて堤防に寝転がって見物できたのも良かったぁ。宿に着き、無事に本をお渡し。多くの旅人が手にとってくれると良いな。予約時はガラガラとか言ってたが、いざ到着してみると満室だった。良き哉。
[本日の行程]
上野0808
(お座敷たんばらラベンダー号)
※485系「宴」にて運行
沼田1025/1040
たんばらラベンダーパーク 1130/1435
沼田1525/1610
水上1628/1743
越後川口1942
たんばらラベンダーパーク
http://www.tambara.co.jp/lavenderpark/
水上温泉ひがきホテル
http://www.higakihotel.co.jp/
小千谷ふるさとの丘YH泊