頂き物の文庫本、自分では絶対に手に取ることはなかろうし、頂き物でなければ最後まで読む気力も続かなかった(苦笑)。それくらい畑違いな一冊だった。
世の中の多くの出来事は、少しずつ「視野」を拡げて見てゆくと発生確率や影響程度が「べき乗」の関係にある…信じられる?確かに、本書で挙げられた研究例ではそうなっているのだけど。
仮にそうだとして、それで総ての森羅万象社会現象が説明つくと当然そんなはずはなく、であればどれが「そう」でどれが「そうでない」のか、「そう」だとして今は「べき乗」の分布図の何処へんに位置するのか、説明できる?
着想、と言っては失礼か、膨大な事例検証結果から導き出された結果、は面白いが、過去を幾ら検証したとて未来が完璧に予想されるとは思えないし、仮に予想(予測)されたらつまらなかったり絶望的になったりするだろう。
こういう研究をする人たちって、どういう知的好奇心から研究してるんでしょうね。
2012年8月8日 通勤電車車中にて読了
世の中の多くの出来事は、少しずつ「視野」を拡げて見てゆくと発生確率や影響程度が「べき乗」の関係にある…信じられる?確かに、本書で挙げられた研究例ではそうなっているのだけど。
仮にそうだとして、それで総ての森羅万象社会現象が説明つくと当然そんなはずはなく、であればどれが「そう」でどれが「そうでない」のか、「そう」だとして今は「べき乗」の分布図の何処へんに位置するのか、説明できる?
着想、と言っては失礼か、膨大な事例検証結果から導き出された結果、は面白いが、過去を幾ら検証したとて未来が完璧に予想されるとは思えないし、仮に予想(予測)されたらつまらなかったり絶望的になったりするだろう。
こういう研究をする人たちって、どういう知的好奇心から研究してるんでしょうね。
2012年8月8日 通勤電車車中にて読了