日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【写真展】WILD BIRD 2020 アンコール展

2021-12-21 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 4名の写真家(菅原貴徳/中野耕志/中村利和/水中伸浩:敬称略)の撮影した野鳥の写真展。大判の展示で迫力がある。

 作品ごとに説明されているのは撮影機材や設定(f値とシャッター速度)、残念なことに場所や鳥の名前の解説、撮影の苦労話などはない。図鑑に載るような写真もあれば、群舞や争いと言った生態の写真もあって興味深かった。自分にもう少し鳥の知識があるか、バードウォッチャーに同行して貰えればもっと楽しめたかもしれない。

 ところで、オリンパスギャラリーって初めて行った。同じ新宿西口のニコン、リコー(ペンタックス)ギャラリーには散々行っているのに、地下通路が壁一つ隔てていたので存在に気付いていなかったのだ。地上をゆけば横断歩道を渡って直ぐ、今後は回遊ルートを変えて訪ねたいと思う。

 2021年12月4日 オリンパスギャラリー東京にて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年12月8日 【旅行】宝塚日帰りvia山形

2021-12-21 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 少し前に伊丹空港で宝塚の宣伝看板を見て、「そうだ宝塚、行こう」(違)と思った。だが単純に羽田伊丹を往復するのでなく、マイル稼ぎと未搭乗機乗りつぶしを狙って往復とも山形経由とした。え、何かヘンなこと言ってます?

 JL175便(JA246J:EMB190)に乗って38分で山形へ、クラスJ満席で普通席ガラ空き。1時間ちょっとで乗り継いで JL2234便(JA215J:EMB170)で伊丹へ、こちらは結構混んでて1時間2分。

 空港から蛍池(ほたるがいけ)駅まで歩き、阪急電車で宝塚へ。途中、中山観音駅を通り、西国三十三か所巡りで来たことを思い出した。昨年の大晦日、雪の翌日で寒かったなあ。さて、宝塚の街歩き…と思ったのだが。

(1)宝塚歌劇の殿堂
 宝塚大劇場内にある「ヅカ資料館」。残念ながら今日は休演日で閉館、やはり縁がないんだね(苦笑)。まあ観ても作品ひとつも知らないんだから意味なかったかもしれない。

(2)手塚治虫記念館
 あれぇ?ここも休館。まあ航空券の値段と仕事の都合で日取りを決め、宝塚を後付けにしたからな。これなら大阪市営渡船めぐりでもした方が良かったか。

(3)清荒神(きよこうじん)清澄寺
 回るのは観音霊場ばかりじゃありません、ここは火の神・カマドの神として有名なお寺。山の下から延々と続く細い参道には飲食店が仏具店、和菓子店が点在し歴史を物語る。日祝のみ、宝塚駅からのバスもある。なかなか立派な境内で、初詣客で賑わいそう。史料館もあったがこれまた休館日。写真は、自宅に祀った後で返納された、ここの名物である「火箸」の山。リサイクル業者に売り、収益は福祉事業に寄附されているそうだ。

(4)売布(めふ)神社
 行きの電車で「あ、そんな場所もあるんだ」と気付き、清荒神から歩いても1 ㎞弱だったので寄ってみた。駅名になるほどの風格は感じなかったけど、由緒は正しく「延喜式」にも出てるって。
 さらに中山観音駅まで歩き、昨年末の訪問を思い出してから電車に乗った。考えてみれば3駅連続で神社仏閣名って凄いぞ阪急。

(5)幸福温泉
 蛍池駅まで戻ってきて、帰り便出発までの僅かな時間に空港から最も近い銭湯に寄った。もちろんタオルは持参。営業開始時刻10分前に到着したが入れた。ってか入ったら既に10人近いお客が。好みの温度の湯船と水風呂を往復し、宝塚~中山観音の軽いウォーキングの汗を流してリフレッシュ。

 帰りも山形経由。ラウンジで慌ただしくビールを飲み、JL2237便 (JA224J:EMB170)で59分。待ち時間に夕食を食べ土産(食品)をごっそり買い、 JL178便(JA250J:EMB190)で羽田へ、こちらは49分。今日は4機のエンブラエルに搭乗し、全て初搭乗機だった!遠回りした甲斐があった。

 本日の搭乗で、来年度はめでたくダイヤモンド会員に復帰が確定。来年は FOP1.5倍キャンペーンあるのかなあ? 無ければ、ステータス維持は覚束ない。また海外へ容易に往き来できるようになって欲しいものである。ちなみに本日、23,000歩近く歩いていた。(おわり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【写真展】川上 洸展 「去りゆく風に佇んで」

2021-12-20 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 特にテーマはないように思える写真展。作者は鳥取出身で大学で北海道に引っ越し、現在は札幌市在住と言う。

 会場にいらっしゃったので話を伺ったが、「北海道らしさ」にこだわることなく、スナップ写真を撮っているとのこと。たまたまその関心も向いた先が北海道ならではの風景だったりモノだったりすることがあるということのようで、それならば展示作品の統一感についても納得。

 そうなると、評価基準は「自分も同じ被写体を見た時にオヤと思うか?」もしくは「こうした被写体群をオヤと思う人を是とするか」と言うことになるのかな。理解はできないけど認める、と言うのが率直な感想。

 2021年12月4日 新宿・リコーイメージングスクエア東京 ギャラリーRにて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年12月4日 【バイク】YBR125(FI#2)に油温計装着

2021-12-20 06:00:00 | バイク・自転車
 スロットルアシスト同様、昨年の夏前に着けるべきだったアイテム。その頃、安い商品が出ておらず見送ったんだよな。その後ひとつ買ったんだけど、サイズを確かめずディップの長さが長いタイプを買っちゃってつけられなかった。部屋で工具箱の整理をしたら、前のYBR125に着けていたのが箱に入って出てきた。そっか、純正のディップスティックに戻して売ったんだっけ。すっかり忘れていたよ。

 と言うわけで、発見そく装着しました。これが本当に役に立つ頃まで乗っているかなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】伊藤亜聖著 「デジタル化する新興国-先進国を超えるか、監視社会の到来か-」(中公新書)

2021-12-17 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 一般的に後進国、発展途上国とされている国々で、その後進性を逆手に一気にデジタル化が進められているケースが多々あり、そのレベルや普及度は先進国をしのぐケースも少なくない。本書はそうした事例やそうしたサービスを生んだ土壌を紹介するとともに、デジタル化サービスの発展に伴って起きてきた問題点の指摘を行っている。

 事例紹介は興味深いのだが、自分にとっては既知のものばかり。指摘されている課題も同様。そして「日本はどういう方向に向かって進んでゆくべきか」と言う章はあるものの内容が曖昧で具体的な施策が提示されているわけでなく著者の主張は見えなかった。著者の仕事は分析までであり、施策立案や提言を求めるのはお門違いと言うことか。

 それでも間違い言えることは、日本はその真面目さ、完璧主義性が災いして新たなデジタルサービスが生まれにくく、どんどん遅れを取ってゆくであろうことだ。いったん軌道に乗れば物凄い勢いで優れたシステムが出来上がりそうだが。

 2021年12月3日 ライブ帰りの電車にて読了
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(Live) TRIX

2021-12-17 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
熊谷徳明(ds)、須藤 満(b)、佐々木秀尚(g)、AYAKI(key)

 スーパーテクニカルだけでなくコミカルな要素も持ち合わせた日本有数のフュージョンバンド、TRIX。だが先日、10年に渡り活動してきたAYAKIさんが 「卒業」を発表 。ええええぇー!

 ちょうど企画発表されていた「昔の曲ツアー」がAYAKIお別れ公演となり、チケット争奪戦はいつも以上にヒートアップ。それでも何とか手に入れて会場へ。ライブ5連戦の最終夜は名古屋遠征であります。チケット番号順の整理入場に間に合い、割と良い席を確保。このご時世なのでオールスタンディングなんて有り得ず、そこは年寄りには有難いところ。

 「なんでこんなツアー名にしちゃったんだろうねぇ」とメンバー自らが笑うツアータイトル通り、自分が聴き始めた10年ほど前よりも前に発表された曲も多く、聴き慣れないナンバーも。熊谷さん須藤さんは思い出すのが大変で、佐々木さんAYAKIさんは覚えるのが大変だったろう。彼らはクリックを使わず楽譜もなし?それで変拍子のユニゾンばしばしキメるのがたまらない。客席は長年のファンが多いようで、曲名やイントロが流れるたび「おぉ…」と、だが行儀よくて立ち上がったり叫んだりする客はいない。それでも本編最後の"Fire"では揃って「ナンバーワンポーズ」の一体感。

 まあとにかくね、休憩なしでアンコール含め2時間半以上をぶっ通しですよ。凄い体力と集中力だと思う。演奏だけでなく跳ねたり被り物つけたりラップがあったりだからね。そしてキレッキレの宇宙ぶりから一転思い切りジャジーなピアノワークまで縦横無尽のAYAKI氏、だが本人も他のメンバーも「卒業コンサート」と言う湿っぽさはなく、思い切り楽しんでバイバイ!って雰囲気だったのは良かった。

 ちなみに今月は初のカヴァーアルバム、しかもアニソン曲ばかり!が発売される。中には「けいおん!」の曲があり、超楽しみであります。アヤキングが卒業しても、TRIXの活躍が止まらないことを切に願いつつ、帰りの夜行バスに乗った(新幹線最終には間に合わない気がしてバスを選んだのは正解だった)。

 2021年12月6日 名古屋・ボトムラインにて

追伸
 行きの新幹線でセーターを忘れ、現地のどこかでワイヤレスイヤホン(BOSE QC30)を失くし、帰りの夜行バスでアイマスクを失くした。なかなか散々な弾丸遠征でありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】石田ゆうすけ著 「地図を破って行ってやれ!-自転車で、食って笑って、涙する旅-」(幻冬舎)

2021-12-16 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 7年に渡り自転車で世界を回ってきた著者の、日本国内ポタリング旅。ガッツリ走るのでなく、気の向くままに寄り道を繰り返しながらの力みが抜けたスタイルで、走った内容は殆どなく、旅先で出会った人、訪ねた人との触れ合いがメインの記録となっている。

 この本とかシェルパ斉藤氏の本とか読むと、人と触れ合いのない旅なんて…と言う雰囲気が感じられる。極論すれば、見知らぬ人々と触れ合うために旅をする、みたいな。そうでない旅を、彼らが否定しているわけではないのだけど、「あなたの旅って楽しいの?」と問われている気がしないでもない。自分は人に会うため旅に出ているわけではないので、そこには違和感を覚えるのである。

 2021年12月2日 自宅にて読了
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(Live) hacto

2021-12-16 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
 ライブ5連戦、4日目はお初のアーティスト。名前を拝見してhacto=白兎…鳥取ゆかりの方かなと思ったのだが、後からプロフィールとか調べたら正解だった。元ロックヴォーカリストから弾き語りに転向と言うユニークな経歴を持つ。今日のお客さんは女性ばかり、自分のみ黒一点で迷惑かもしれない(汗)。換気タイムのためステージは3分割。

(1st stage)
・透明
・白い兎の恋結び
・柔らかく
・マツワのうた
(2nd stage)
・藤沢
・渡良瀬物語
・もっと
・メロディー(玉置浩二カバー)
・翼
(3rd stage)
・歳遊記(さいゆうき)
・まにまに
・Sweet memories(松田聖子カバー)
・ガッツポーズ
・ドライブへ行こうよ
(Encore )
・margaret ~あの砂丘を越えて~

 ヴォーカリストのためギターは最小限度と言うポリシーなのだろう、コードワークもギタープレイもシンプル、時にテンションコードでアクセントが付くのがカッコいい。「柔らかく」などその代表。そのヴォーカルはお見事、高音を持ち味とされているようで、そこからファルセットへの移行も自然でスムース。こんなに歌える人が羨ましい。

 こうなると、バンドサウンドでの歌を聴きたくなる。「もっと」「歳遊記」は聴いていてバンドアレンジだとこうなるのかなとイメージが浮かぶ。「まにまに」はダンスミュージック調のアレンジが似合いそう。代表曲だと言う「翼」なども、壮大なスケール感を持ったアレンジをバックに歌いあげたらさぞやと思わされた。

 ちなみにお使いのギターはカナダのLarrivée、やや小ぶりのボディに後付けのピックアップはL.R.BaggsのAnthem SLかな?ヘッドのユニコーン柄、指板およびボディ外周部のインレイが派手で印象的。

 初対面にも関わらず終演後には色々とお話しいただき、実に楽しい夜を過ごさせて頂いた。当店で割とよくライブされているようなので、また伺いたいと思う。ありがとうございました。写真はお店のブログより拝借。

 2021年12月5日 川崎・ゆんたくにて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】山本茂実著 「塩の道・米の道」(角川文庫)

2021-12-15 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 「ああ野麦峠」の著者の本を、何冊か辿ってみようと思い入手した。図書館に はなく、久しぶりにamazonで古い文庫本を買った。

 全国の古道を、由来と往時を偲びつつ辿った記。タイトルの道はそのうちに過ぎず、「全国古道訪ね歩き」とでもした方が良さそう。道の紹介はたいてい訪問した状況が書き出しとなり、そこから道の成り立ち、最繁時を史料で辿り、最後に現代に還ってくる構成となっている。現代と言っても著者が訪ね執筆されたのは昭和30年代後半、半世紀以上も前のこととなる。きっと、著者が歩いた古道のうち何本かは草に埋もれ林に消えてしまっていることであろう。

 「ああ野麦峠」でもそうだったが、古の道と言うのは本当に細かったようだ。道と言うより踏み跡ていどの所も少なからずあったようで、歩く装備も沿線の整備も今より遥かにレベルが低かったであろう時代、それでも人や物の移動が営々と行われてきたことに感動する。

 2021年12月1日 自宅にて読了
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(Live) 伊勢正三

2021-12-15 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
 正やんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(超ハイテンション)

 ライブ5連戦の中日は、今年がデビュー50周年と言う伊勢正三のコンサートツアー、会場ちょっと遠いしとか思ってたけど、昨年今年と親しんだミュージシャンの訃報が相次ぎ、御年70歳の 正やん(伊勢正三)もいつまでライブを聴けるか判らず、辛うじて席が残っていたので行くことにした。だが残り物に福あり、2階の最前列でステージが良く見える。当然ながら客席の平均年齢は高いんだけど、 以外にも若い世代(特に女性)がいる。あなた方のお父さん、ひょっとしたらお爺ちゃんが聴いてた人ですよ何で知ってんの?

 客席は暗いのでメモは取れなかったが、風時代~ソロになってから~風時代という構成で、先週亡くなった作詞家の喜多条忠さんを偲んで「神田川」の出だし(オリジナルは南こうせつさんがボーカルなので、正やんが歌うのはレア)やアンコールで「ペテン師」(かぐや姫の曲は基本的に歌わないのでレア)を歌ったり、あまり50年と言うキャリアの思い出話はなかったが「南こうせつとかぐや姫」でデビューしたころの曲「青春」を歌ったりしたのがスペシャルな部分。

 2年前の新作「Re-born」ツアーの時より更に声が悪化し、高音部が出ないばかりでなく中音部での音程キープもできなくなっており、音程を追うだけであればオープンマイクの素人の方がマシなんじゃないかと言うほど残念なコンディション。昨年や今年7月のライブ映像では、ここまで悪くなかったんだけどなあ。だがその声に残る雰囲気は余人をもって代えがたい。そこを楽しめない人は、聴いたらガッカリするので行かずに昔のアルバムだけ聴く方が良い。変化を、今を受け入れる覚悟が問われるライブなのだ。

 一方で演奏は素晴らしく、ほぼ1曲ごとにギター(ギブソンとマーティンとT&Tかな?)を交換する入念さ。正やんのギターがちゃんと聞こえるPAセッティングもあり、リードプレイ、ストロークやカッティングのバッキングを堪能できた。やっぱり正やんはメチャクチャ巧い。歌い手でこの人より巧いのって坂崎幸之助さん(THE ALFEE)くらいじゃないのかな。ちなみにサポートは岩井眞一(ギター&ベース)、細井豊(キーボードfromセンチメンタルシティロマンス)、そしてサックス&パーカッション(お名前失念)の3人。ギターやキーボードはかなりオリジナルに近いアレンジで好感だった。

 誰もが、過去には戻れない。良いことも悪いことも、全ては思い出だ。少しばかり胸の痛みを感じながら、会場を後にした。

 2021年12月4日 ルネこだいらにて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする