前回、1993年フランス写真(前半)を公開した。
今回は(後半)を公開する。
前回は、パリ到着篇と岩場クライミング篇、であった。
(後編)は生活篇と観光編である。
生活篇は、キャンプ場、アパート、町や村の風景。
観光編は、アビニオン、カマルグ大湿原のサイクリング、アルル、マルセイユ、イフ島、となっている。
特に、イフ島は気合いが入った。なぜなら、私は小さいときから「モンテクリスト伯」のファンだから。
南仏に行ったら、絶対イフ島に行きたい、と思っていた。
ちなみに、「三銃士」ファンでもあるので、パリでは「ボン・ヌフ」に感動した。
(ヨーロッパは歴史と文学の宝庫、平常心ではいられなかった)
このブログは「クライミングと読書」がテーマ。
その割に、読書とハイキング・ネタばっかりやんけ、と言われそう。
5月末くらいに右肘を痛め、今は腰も痛い。(年齢を重ねると色々あるのだ)
今は、最低限の練習だけにして、回復を祈っている状態。
そこで、昔話をすることにする。
1993年、ヨーロッパに登りに行った話。(昔は私も元気だったのだ)
4月5日10:00am伊丹出発。(当時、関空は無い)
平日にもかかわらず、親方が見送りに来てくれた、感謝!
長い、長いフライトで、メシがやたらと出てきた。
パリ到着は7:05pm、税関のチェックも無く28番から北駅(ガール・ド・ノルド)へ。
パリ市内到着時間、9時過ぎ。
宿の予約もしていないので、安いホテルを探してパリの町をさまよう。
その時、犬のウンコを踏んでしまう。
「あぁ、パリに来たなぁ」、と実感する。(パリの町はウンコだらけ)
順番に空室と値段を聞いてまわるが、怪しい雰囲気の東洋人4人なので、少し警戒されているような。
★★ツイン360フラン、朝食21フラン(以下、Fと略する、1F=21.5円、当時ユーロはないから)
やっとホテルが決まったので、荷物を置いて4人で晩飯を食べに夜のパリに繰り出す。
適当にレストラン入ってメニューを見てもよく分からない。
隣の黒人のおっちゃんが、「これ美味いよ」、って感じで自分の食べているものを指さす。
「じゃぁ、それでお願いします」とギャルソン(給仕)の兄ちゃんに言う。
これが不味いのなんのって、「ハズレやんけ」、と怒るが、隣の黒人のおっちゃんは「美味いだろう」、って感じの身振り。
しかたないので、「うん、うまいよ」と愛想を振りまいて国際親善。
ホテルに戻ったら11:00pm、であった。
疲れた、しんどい、メシも食ったし、寝るか~。
(つづく)
写真も公開しておく。
1993年フランス(前編)・・・・後半もそのうち公開する。
写真を見ていて感じるけど、やたら観光写真が多い。
どうも、昔からクライミング写真より観光写真重視の人間だったようだ。
先週に引きつづき、昔の写真を整理している。
今回は、2007正月・タイ・クライミング。
それにしても、登っている写真が一枚も無い。
知らない方が見たら、単に観光に行っただけ?、と思うかもね。
【資料】
【レポートタイ・プラナーン】
昔のクライミング写真を整理した―2008年夏アメリカ・ライフルでの写真。
私の職場の盆休みは短いが、無理やり有給休暇をつないで参加した、と記憶している。
(既に現地入りしているメンバー4人に、途中参加する形をとった)
その時の写真15枚選んだので、見てみて。(ただし、私の写っている写真は無い)
【資料】
【報告ライフルUSA】
このブログは『クライミング』と『読書』のブログ、である。
でも、このところ、本のことばかり。
「クライミング記事がさっぱりない!」とお叱りをうけそう。
そこで、3年前(2008年)オーストラリアでの写真を公開しておく。(これで御容赦)
オーストラリアと言えば、アラプリーズ、ナウラ、グランピアンズなど、有名エリアがある。
私が訪問したのはブルーマウンテンズ。(シドニーから高速使って約2時間)
岩質は硬く、豊富なエリア、変化に富んだ内容濃いルート。
ただ、岩がすっきりしすぎていて、弱点が少なく、リーチが必要だったり、その個所のムーブが出来ないとさっぱりダメ、ってルートもある。それにもかかわらず、魅力的で、ヨーロッパ有名エリアに匹敵する、と感じた。
なお、その時のレポートはこちら→taki.o.oo7.jp/Australiareport.htm
当ブログでは、時事問題への言及を避けている。
でも、ニュージーランド地震は気になる。
・・・年末年始に訪問したばかりだから。
ニュージーランドには、日本人が多い。
受け容れてくれる体制と人情があるから、と思う。
実際、滞在していて居心地がいい。
(比較してナンですが、オーストラリアより印象good)
ワーキングホリデーで、長期滞在している方も多い。
現地の方と結婚して、永住している方も多い。
特に、日本人女性は人気・・・我々が宿泊した宿、2軒とも、奥さん日本人だったし。
(私が、『NZ・ツアー』と言ってるのに、ハジメちゃんが『日本人妻ツアー』と名称変えてしまった・・・勝手に変えるんじゃない!)
そんなわけで、短期の方も、長期の方も、多く滞在するニュージーランド。
特にクライストチャーチは人口が集中している。
知り合いになった方で、クライストチャーチ在住の方もいた。
これからクライストチャーチに向かう、って方もいた。
行方不明リストには見当たらないので、大丈夫なのかな、と思っている。
少なくとも、次のブログを見ていると、ケガもなく無事な様子。
(キャッスルヒルも大丈夫そう)
●地震 (02/25)
●大丈夫です
昨年2度目のスペインツアーを行い、2本の8c+をRP。
(honky mix 8c+,la novena puerta 8c+ )
グレードが全てじゃないけど、正田マンの場合、トライ内容もよい。
・・・すなわち、非常に少ない回数でRPしている。
端から見たら、それほどの実力なら、9aトライしたらどう?と思ってしまう。
(もし、これが私なら、スケベ根性で9aを、お百度参り状態でトライしたでしょうね)
正田マンののエラいところは、地固めの方向に入ったこと。
次回のために、7後半~8クラスを多数登り込んでいる。
私も先端部分を伸ばすため、基礎強化を図りたい。
これを今年のテーマとしたい。
【参考リンク】
①ちょっと落ち着いたのでスペインツアー最終結果
②一応、かなり遅いが2008年のスペインツアー最終結果
【追加情報】
昨年スペインツアー、メンバー4人。
正田マン、S子さん、wataru君、nakano君。
ただし、現地で2人、2人、のペアに分かれて行動したそうだ。
正田マン奥さん・S子さんのレポートは先月寄稿して頂き、1/23付、このブログで紹介した。
また、wataru君の撮影した写真、成果も先日紹介した。
念のため、再度下記に掲載する。
【S子さんレポート】
→【europe tour 2010】by S子
http://homepage3.nifty.com/takimoto/europetour2010.htm
【wataru君スペイン写真】
http://www.flickr.com/photos/wataruyamada/sets/72157624750267043/
→http://www.8a.nu/?IncPage=http://www.8a.nu/scorecard/AscentList.aspx%3FUserI
今日、少し画像を追加しました。
前編:24枚→34枚
後編:37枚→39枚
よかったら、見て下さい。
ニュージーランド・映像編(後編)をアップします。(37枚)→(39枚:2/10追加)
内容はキャッスルヒルでのボルダーです。
宿泊はスプリングフィールド、スマイリーさん。
画面拡張アイコンをクリックして見て下さい。
内容はペインズフォード・ロープクライミング+移動アーサーズパスです。
但し、登っている写真は1枚もない・・・メンバー2人だから。
画面拡張アイコンをクリックして見て下さい。
最後のムーブはいろいろあるようだけど、私はランジした。(1回目のランジは失敗してマットの外に落ちた)
写真を見て分かるように、岩の周り、花が咲いていてきれい。(ある意味、天国である)
こちらも、先日メールでいただいた、たいちろうさん撮影。
写真を見て分かるように、マット使用せず。(この高さだと、あまり意味ないし)
ニュージーランドで世話になった、たいちろうさんからである。
・・・・「写真添付送信します」、と。
現地で世話になり、帰国してからもめんどうかけます。(感謝!)
写真は全部で14枚いただいた。
とりあえず、3枚だけ公開する。
実は、最初の2枚は、たいちろうさんのブログから拝借し、
3枚目は、(こちらもニュージーランド在住)サイトーさんのブログから拝借した。
(調整不要、手間がかからないので楽ちん・・・手抜きでスマン!)
後ほど、本日いただいた写真を整理して、きちんと紹介しようと思う。
【参考リンク】①たいちろうさんのブログ
(ニュージーランド西海岸在住、現地で氷河等のガイドをされている。写真多数で見てるだけで楽しくなるブログ、オススメ)
http://blog.livedoor.jp/coasterlife/
【参考リンク】②サイトーさんのブログ
(ボルダー&クライミング・ブログ・・・The Caveアクセスが書いてあったりして便利、こちらも写真多数掲載)
http://castlehill.blog46.fc2.com/
↑これが問題のハイボルダー“Ode to Joy”髑髏マーク入り(撮影:たいちろうさん)
↑こちら人気課題“Beautiful Edge”・・・この出だしで膝打撲(撮影:たいちろうさん)
結局登れなかった“Lung Dyno”(V4)・・・つるつるを叩いているだけ!(撮影:サイトーさん)
wataru君から聞いた、Flickr(フリッカー)に写真を整理している、と。
スペイン写真だけで221枚!
見ごたえがあるし、どれも素晴らしい。
下記にリンクしておく。
(スペインに行きたい気分になるよ!)
【スペイン写真リンク】
http://www.flickr.com/photos/wataruyamada/sets/72157624750267043/
【註釈】
wataru君を知らない方の為に紹介すると、
昨年秋、初めての渡欧、8b+RP、8a+OS!
詳しくは次のとおり。
→http://www.8a.nu/?IncPage=http://www.8a.nu/scorecard/AscentList.aspx%3FUserI
今回は会計報告&データ資料編。
まず、会計報告から。
航空券代:305,170円
レンタカー代金:30,000円
宿泊費①(takaka):$60×3泊=$180
宿泊費②(Springfield)$95×2泊=$190
以上、簡単ながら会計報告。
具体的に言うと、38万くらいあればOK。
航空運賃が一番高額なので、時期を選べばもっと安くできる。
GWなら、航空チケット20万くらいだし。
私は現地費用として、関空で5万円をニュージーランド・ドルに換金した。
でも、現地で観光の類をしなかったので、1万くらい余った。
時間があれば氷河トレッキング、シーカヤックなど、トライしてみたかった。
(また、飛行機に乗って氷河に降り立ったり、といった事をすれば一気に現地費用が増加するでしょうね・・・これ、ホントはやりたかった)
【資料編】
●道路交通アクセス
①往路
Ch-ch-Kaikoura-Blenheim-Picton-Nelson-Takaka
もし観光にこだわらないなら、kaikoura経由にせず、ハンマースプリングス~スプリングジャンクションを通ってタカカに入る方法が一番早い、とのこと(約6-7時間)・・・でも、我々は12時間かかった。(理由は『ペインズフォード編1/5』参照)
②復路
Takaka-Motueka-Kawatiri-Murchison-Inangahua Junction-Reefton-
Greymouth-Kumara Junction-Arthur's Pass-Springfield
このルート、ニルヴァーナロッジの奥さんに教えてもらった。
核心は2ヶ所・・・MotuekaとGreymouth。
少し大きい街に入ると、標識が色々でて、肝心の標識を見失ってしまう。
グーグルマップで核心部道路地図をプリントして頂き、目印を書き込んでもらった。
おかげで、ハングドッグ無し、全てOSで、Springfield宿泊施設に到着・・・約8時間。
●トポ、資料について
今回の資料として『Rock Deluxe』を使用している。
昨年GW、ニュージーランドに行った親方に買ってきてもらったガイドブック。
ニュージーランド南島全域の岩を網羅しており、428頁の分厚さ。($55)
おかげで、行く前から登りたいルート、課題をピックアップできた。
現地でもトポを購入したが、『Rock Deluxe』が便利で重宝した。
①『Paynes and beyond2009』$10
②『Castle Hill』
さらに、CRUX大阪では、スタッフの方にキャッスルヒル『お薦め課題』を紙に書き出してもらった。
(ホント、今回もいろいろ、あちこちで助けてもらっている・・・感謝)
●トライしたルート&課題
①ペインズフォード
1080 and the Letter G (23) ★★★ (どっかぶりで面白い・・・今回のベスト)
Typhoon Tongue (22) ★★★ (どっかぶり・・・こちらもオススメ)
Jibe Bombing (24) ★★ (薄かぶり・・・リーチ必要、ムズイ)
Fish on Heat (25) ★★ (薄かぶり・・・ムーブ出来なかった)
20 Voice of the Beehive (20) ★★
Amino Pro (24) ★★
Make my Grumpy Cat Dance (21)★★
Power Failure (23) ★★
Rawhide (22) ★★★ (面白いけど危険・・・ルーフに自信がある方のみトライして)
(他にも色々トライしたけど、印象に残ったルートのみ記載)
②キャッスルヒル
Jericho(V1)・・・アップに最適
Orifice Fish(V3)・・・けっこうハイボルダー、洞窟のような穴を目指して後ろから降りる
Lung Dyno(V4)・・・何度もトライするがダメ、左から入る課題もあるが、こちらもムズイ
Ode to Joy(V1)・・・ハイボルダー、危険、髑髏マーク入り、現地の上手いクライマーも「トライしたことない」、と。
・・・技倆(バランス、テクニック、パワー)とは異なる要素が必要・・・でも、技倆がないと話にならない。
(以上、他にも色々トライしたけど、印象に残ったルートのみ記載)
★今回トライしなかったけど、次回トライしたいな、と思ったのが次の課題。
Think Tank(V4),Curvature(V4),Top Heavy(V3), The Cauldron(V4),
Learning Curve(V5),Spent(V6),The unrepeatable(V6)
【参考リンク】
●Annie's Nirvana Lodge
25 Motupipi St. Takaka
Golden Bay
www.nirvanalodge.co.nz
*ここからペインズフォードの岩場まで5分、takaka中心部にある。
●smylies accommodation and Tours
13 to 17 main west coast road
Springfield , Canterbury 7681 New Zealand
www.smylies.co.nz
*なお、ここではボルダーマットをレンタルしている。($10/1日)
*トポは置いていない。「トポ置いたらどうでしょう?」、と勧めておいた。
(もし、買い取りで、改訂前の旧いトポが多数余ったら大変だけど)
●ニュージーランド・クライミング情報サイト
http://www.sotoiwa.com/climbing/
●動画
Castle Hill Bouldering - Aotearoa Raka - Chapter 1
Castle Hill Bouldering - Aotearoa Raka - Chapter 2
Castle Hill Bouldering - Aotearoa Raka - Chapter 3
(↑このシリーズまだまだある)
●キャスルヒル・レポート(by あくびちゃん)
Kia Ora day1
Kia Ora day2
Kia Ora day3
Kia Ora day4
Kia Ora day5
Kia Ora day6
Kia Ora day7
↑これがニュージーランドの朝食だ!(スマイリーさんにて)