高野山に登ってきた。
●2020年2月2日・・・1日目
南海電車に乗るのは久しぶり・・・約40年ぶり?
九度山(くどやま)駅・・・六文銭が輝いている!
登山の前に「真田庵」・・・この後さらに「道の駅」へ(お土産などの品揃えが良い、手作りパン屋もあり・・・ぜひ寄ってみて)
目玉ではない、安産祈願・乳の絵馬、もっと立体的な乳型絵馬も右端にあるのが見えるだろうか?ここは女人高野の信仰を集める慈尊院、弘法大師空海の母公が終生暮らした山麓の寺だ。(見どころが多いので、なかなか登山が始まらない)
ここが登山のスタート地点、歴史ある「町石道」(ちょういしみち)コース。1町(109m)ごとの石が180町分ある、この写真の石が180町番目。安全祈願して手を合わせる。
途中の展望台・・・下方に見えるのが紀ノ川(あの「前畑がんばれ」で有名な、前畑選手が子どもの頃泳いだ川だ)
8時間くらいかかって、やっと大門に到着!
さらに歩いて、今夜泊まる「宿坊」に到着・・・仁王さまが出迎えてくれた。
私の泊まった部屋・・・この後、精進料理を食べて、風呂に漬かり、読書して就寝
●2020年2月3日・・・2日目
今日は高野三山縦走を行う。
朝7時からの読経に参加・お参りしてから朝食
その後、奥の院散策、お墓や碑の多さ、杉の古木に圧倒される、崇源院と天樹院千姫の墓が近いのは納得、明智光秀と石田三成の墓も近接している、たまたま?
弘法大師廟の近くに「三山巡り」の標識を見つけた、さあ登山開始。
ちなみに、三山とは摩尼山(1,004m)揚柳山(1,008m)転軸山(915m)
摩尼山(1,004m)
下山して、金剛峯寺に参拝し、その後、かつての結界・女人堂へ、
さらに、「不動坂」コースで南海「極楽橋駅」へ・・・これにて登山終了。
【データ】①・・・町石道(ガイドブックは2日に分けるよう推奨)
タイム 8h50分
距離 24.7km
上り 1,788m
下り 1,066m
08:30 九度山駅
10:00 慈尊院
13:47 笠木峠
15:55 鏡石
16:46 大門
17:20 宿坊
【データ】②・・・三山縦走
タイム 3h26分
距離 7.2km
上り 519m
下り 519m
09:05 弘法大師廟
09:56 摩尼山(1,004m)
10:31 黒河峠
10:48 揚柳山(1,008m)
11:19 子継峠
12:00 転軸山(915m)
12:32 弘法大師廟
【データ】③・・・不動坂コース
タイム 2h14分
距離 6.4km
上り 198m
下り 461m
12:32 弘法大師廟
14:00 女人堂
14:47 極楽橋駅
【おまけ】①
宿坊の部屋の名前が「みとり」。
「えっ、看取り」、さすが宿坊!、とよく見たら「みどり(緑)」だった。
【おまけ】②
バス停「小田原通り」近く「みろく石本舗かさ國」和菓子屋
買ったものを店内でセルフのお茶とともに食べることが出来る。
草餅とみろく石が美味かった。
【おまけ】③
私の泊まった宿坊は1泊2食付きで13,000円。(これでも安い方、高額なところはいくらでもある)泊まり客は、私以外ほとんど外人さんばかり。(接待の方も外人さん・・・人手不足か?)精進料理は、それなり、と思う。(それよりご飯をおいしく炊いて欲しかった)
私の場合、天気が重要なので直前に予約を入れる。人気の宿坊はすでに売り切れなのだ。だから次回泊まるとしても、ここになるかな・・・設備は私の想定をクリアしてるから。参考までに、精進料理の値段を記しておく。(以下、高野山MAPより)
A・・・5,500円
B・・・3,850円
C・・・2,750円