「世界のどうぶつ絵本」前田まゆみ
P11
ひひの赤ちゃんを守ったひょう
2006年のある日、アフリカのボツワナで、1頭の若いメスのひょうが、しとめたひひのメスにしがみついている赤ちゃんひひに気づきました。ひょうは食事をやめ、赤ちゃんひひがおそわれないよう、そっと口でくわえて木の上に運び、よりそって寝ました。夜の寒さで、赤ちゃんは翌朝には息絶えていましたが、ひょうが赤ちゃんをわが子のように守るすがたを、映像作家のジョウベール夫妻が撮影しました。
P19
1971年うまれのメスゴリラのココは、アメリカのゴリラ研究者フランシーヌ・パターソン博士に教えられ、手話をおぼえました。ココは子ねこがが大好きで、かわいがって子ねこのオールボールが死んだときは、「泣く、悲しい」などと、手話で気持ちを伝えました。
P29
とらは後ろからおそってくる性質があるので川などを渡るとき、お面を後ろむきにつけていると、おそわれにくいといわれる。
P31
らくだは非常に強く、体調が悪くてもぎりぎりまで働く。
「ばったり倒れたときは、もう息絶えている」といわれるほどです。
かものはし
P58
卵をうみ、子どもをお乳で育てることから、は虫類からほ乳類に進化する途中の生態を残す「生きた化石」とも言われます。
(関係ないけど、スマホSNSアイコンをカモノハシにしている・・・別に、クライミング界の化石、という訳ではない・・・)