【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

長屋坂 再生作業(リボルト)実施についてのお知らせ

2012年09月03日 21時15分21秒 | クライミング(広報)

TCNet から、メールをいただいた。
長屋坂 再生作業(リボルト)実施について、お知らせ。
次のとおり。

延期になっていた備中・長屋坂エリアの再生ですが、
以下の日程で実施することとなりました。

作業実施日は、長屋坂のすべてのルートでクライミングが不可となります
(翌10月1日から可)。

また、9月20日(月)~9月20日(金)までの間も、
準備期間として一部のルートでクライミングが不可となります。

クライマーの皆様には活動趣旨をご理解いただき、
ご協力のほどお願い申し上げます。


【日 時】 平成24年9月29日(土)~30日(日)(天候により変更有)
【準備期間】平成24年9月24日(月)~28日(金)(一部のルートでクライミングが不可)
【内 容】 各ルートの終了点および中間支点の再生
【主 催】 TCNet
【協 力】 JFA


パソコン復旧

2012年09月02日 23時04分47秒 | 身辺雑記

14日未明、落雷によりパソコンがネットにつながらなくなった、と書いた。
その後を報告する。
niftyと連絡をとって相談。
「モデムが破損したんじゃないか」、と。
そこで新しいモデムを取り寄せ、契約も変更した。
8/28、NTT(内部)工事も完了し、パソコンとモデムをつなぐが、反応なし。
再度、niftyと相談する。
「パソコン側端子が破損している可能性がある」、と。
これが判明したのが30日。
既に、2週間以上、ネットにつないでいない・・・あせる。
ブログは何とか自宅外で更新しているが、メールチェックしていない。
すぐにでもパソコンを買いたい気分・・・でも、残業で買うヒマないし。
ホントあせった、ネットのない生活って不便。
(これほどネットに依存していたのね)

やっと今週末・土曜日パソコン購入。
目安は、HDD750GB、メモリ8GB、CPUインテル、テンキー付。
ソフトが無駄に多く入っているパソコンは却下。(重くなるし、うっとうしい)
但し、写真解像度さわるので、画像ソフトは必要。
そんなわけで、VAIOノートパソコン(SVE15119FJ)決定。

さっそくパソコンを立ち上げてネットにつないだ。
まっさきに見たのは、図書館検索サイト。
画面が出たとき、どれほどホットしたことか!
そんなわけで、これから自宅でブログ更新OK。
これからも、よろしくお願いします。

【おまけ】
VAIOを購入した、と書いた。
「在庫ピンク色バージョンしか残っていません」、と店員さん。
他の店を廻るのもめんどう・・・「それでいいです」、と私。
中高年オヤジが、深夜、ピンクのパソコンに向かう図・・・そこはかとなくもの悲しい。

【おまけ】2
雷サージガード付タップ、8GBメモリ・・・これらおまけ付きで89000円。
昔だったら20万~30万以上する・・・いつの話?
今まで私が買ったパソコンは・・・
①1994年・・・初めてパソコンを購入・・・マック・デスクトップ、HDD500MB(GBじゃない!)、メモリ16MB→32MB増設。(当時ウインドウズはない)
②その3、4年後、富士通ノートパソコン・・・30万以上した。
③ミレニアムの頃ウインドウズME、VAIOノート。
④21世紀初め、日立デスクトップXP・・・これがけっこう長持ち、雷で壊れたけど。
⑤今回のノートパソコン・・・久しぶりにパソコン買って驚いた、なんと安い!
ほとんど消耗品か?・・・バックアップだけは、しっかりとっておきたい。


「その「正義」があぶない。」小田嶋隆

2012年09月01日 22時49分49秒 | 読書(エッセイ&コラム)

「その「正義」があぶない。」小田嶋隆

この著者の作品を初めて読んだ。
とてもよかった。切れ味最高。
これからも、読んでいこう!って気分。
世の中の出来事についてコメントしてるんだけど、それがすごく的確。
判断、分析、感性、距離感・・・ボールを芯でとらえている感覚。
いくつか文章を紹介する。

P24(東電メルトダウン発表について)
東電が、震災以来、事態を把握していなかったのだとすると、この2カ月の間、われわれは行き先不明のバスに乗っていたことになる。計器はめちゃめちゃで、ドライバーは意識不明のままハンドルの上に突っ伏していたわけだ。
「方向とスピードはわかりませんが、走行中であることは確認済みですのでご安心ください」
と、バスガイドは言う。当然だ。
「飛び降りると怪我をしますよ」
そうかもしれない。でも、乗っていれば、いずれ何かに衝突するんではないのか?
いや、彼らとて、いくらなんでも、ある程度は状況を把握していたはずだ。そう考えるのが自然だ。だって専門家なんだから。ということは、結局、東電および政府の事故対策本部は、事態の収拾をはかりながら、メルトダウン発表のタイミングを推し量っていた。そう考えた方が、多少は安心できる。
でも、それはそれで別の問題が生じる。
この前提だと、東電はウソをついていたことになる。でなくても情報を隠蔽していた、と。これはこれで後味が悪い。われわれは、今後、彼らの発表について、すべて裏読みせねばならなくなる。

P31
思うに「パニック」という言葉の影に隠れて、情報の開示を遅らせてきた面々が恐れていたのは、パニックそのものではない。
彼らが回避せんとしていたのは、何よりも自分が「矢面に立つ」ことだった。だから、どうしてもメルトダウンを公認しないと辻褄が合わなくなるギリギリまで、発表を引き延ばしたのだ。

P34
政府の人間が心配していたのは、株価の暴落だとか、首都圏における消費活動の空洞化とかいった、いずれにしてもカネにかかわる問題だ。
命がけの場面で、あの人たちは、金勘定をしていたわけだ。
で、狼が来るという噂で街が空っぽになるのを恐れて、
「あれは犬ですよ」
という情報を流し続けていたのである。
で、今になって、
「あれは、実は狼でした」
と言いはじめている。
「でも、大丈夫。鎖でつないであるから」
と彼らは言っている。
私は信じない。
あまりにもすべてがくさりきっているから。

P140
(前略)品格は、本来、語るものではない。
評価するものでもない。
ただそれは人が去った後に香気のように漂うものだ。
いずれにせよ、品格について語った者は品格を失う。いま語っている私も含めて。

P206
(前略)調子ぶっこいた若い奴が障子紙に不作法をはたらく湘南ブランド御用達の武勇伝文学や、ビジネスマン向けの新聞に連載された老年不倫情死小説は、ポルノでこそないものの、芸術には届かない。
(ご存じのとおり、「太陽の季節」「失楽園」のこと・・・byたきやん)

【ネット上の紹介】
毎週金曜日に公開されるや否やネットで大議論を巻き起こすコラム「ア・ピース・オブ・警句」。それはまさに数十万人が参加する「オダジマ白熱教室」。原発に、保安院に、なでしこに、石原都知事に、誰もが一言いわなければ気が済まない。眉間にシワを寄せ、鼻の穴をふくらませながら語られる「正義」に水をかけ、時にスベり、時に火だるまになりながらも、前のめりで切り込んでいく男・小田嶋隆の真骨頂ここにあり。
[目次]
1章 原発と正義;2章 サッカーと正義;3章 メディアと正義;4章 相撲と正義;5章 日本人と正義;6章 政治と正義;終章 グレートジョブズによせて