幕末維新ミュージアム霊山歴史館
土方歳三の刀
近藤勇の刀
龍馬を斬った刀
寺田屋
入浴していたお龍は、二階に駆け上がり龍馬に知らせた、と言われている
右写真は、寺田屋のお登勢さん
左写真が、お龍さん
お龍さんの入浴していた一階のお風呂
龍馬の部屋
刀痕跡
一階
御香宮神社・・・鳥羽伏見の戦いでは官軍の本営となった
鳥羽伏見の戦いでは、会津藩200余名が宿陣とした伏見御堂の前に「会津藩駐屯地跡」の碑が立てられた。
伏見奉行跡・・・幕軍が陣を敷き、御香宮神社の官軍と戦った
*JTB『詳細京都地図』を参考に歩いた。
【おまけ】
対岸が月桂冠大倉記念館
月桂冠大倉記念館で試飲
黄桜レストランで試飲
史跡巡りは、その後、池田屋跡、蛤御門=禁門の変跡も訪ねる予定だった。
しかし、黄桜と月桂冠により、断念した。
*寺田屋騒動については、『幕末史』P236~P240を参照されたい。
著者の半藤一利さんは、おりょうさんのエピソード=『素っ裸で龍馬に危急を知らせた』、に関して次のように2回も否定的見解を述べている。
『どうもインチキくさいですがね』P237
『ちょっと眉唾かなと・・・』P238
しかしながら私は、『幕末史の彩りでもある』ので、信じたい気持ちもある。
(たしか司馬遼太郎さんも、このシーンを描いていた、と記憶している。司馬さんも、彩りがほしかったのかもね)
【参考リンク】
幕末維新ミュージアム「霊山歴史館」
寺田屋|【京都市公式】京都観光Navi
読み返し。
日本は慶応元年(1865年)からはじまり、明治38年(1905年)に日露戦争が終わって日本が世界の強国の一つになるまで40年、その大日本帝国を滅ぼしてしまうのがまた40年後の昭和20年(1945年)でした。もう一つ言えば、占領下の6年半を経て、戦後日本が昭和27年(1952年)から新しい国づくりをスタートさせ、平成元年(1089年)から翌年に絶頂期を迎えたバブルがはじけたのが平成4年(1992年)ですから、これも40年かかったのです。つまり国をつくるのに40年、国を滅ぼすのにも40年。
【ネット上の紹介】
幕末のいちばん長い日
攘夷派・開国派・一橋派・紀伊派
和宮降嫁と公武合体論
テロに震撼する京の町
すさまじき権力闘争
皇国の御為に砕身尽力
将軍死す、天皇も死す
徳川慶喜、ついに朝敵となる
勝海舟と西郷隆盛
戊辰戦争の戦死者たち
新政府の海図なしの船出
国民皆兵と不平士族
西郷どん、城山に死す
だれもいなくなった後
【ネット上の紹介】
ちゃくちゃくと結婚に向けて準備を進める、沙名子と太陽。名字はジャンケンで“森若”にすることになったけれど、それ以外にも世帯主、本籍地、新居、子供など、話し合わなければならないことは山積みだ。社内の既婚女性たちの家庭事情もいろいろと耳に入ってきて悩ましい。そしてそんな間も仕事は待ってくれない。業務効率向上のためのデジタル化も始まり…?「愛し、敬い、慈しむことを誓いますか?」
「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜」香月美夜
現在出版されているのは次の通り。
第一部「兵士の娘」3巻
第二部「神殿の巫女見習い」4巻
第三部「領主の養女」5巻
第四部「貴族院の自称図書委員」9巻
第五部「女神の化身」12巻
外伝 「貴族院外伝 一年生」
外伝 「ハンネローレの貴族院五年生」
短編集2冊
*アニメも第3部まで配信されている。
本編全33巻+外伝2巻+短編集2巻
(この1ヶ月、これにかかりっきりになっていた)
本編は33巻で完結しているが、ヒロイン以外の視点で、
短編集や外伝が今も続いている。(2024年11月現在)
この作品を読むにあたって3つハードルがある。
①とても長い
②登場人物が多い
③カタカナ名前で覚えにくい
ファンタジーなので、このジャンルに抵抗感がある方もいるでしょう。
本伝でも、さまざまな登場人物視点で描かれている。そこをしんどく感じるかもしれないし、面白く感じるかもしれない。
かつて、氷室冴子さんが「全ての登場人物の視点で描くことができる」と言って一部の作品で実行された。(「なぎさボーイ」「多恵子ガール」)
それをさらに積極的に進めている。
【閑話休題】
貴族院に入るまでの2年間をどうするのだろう、と思っていた。
宇江佐真理さんの「髪結い伊三次捕物余話」で、「我、言挙げす」から「今日を刻む時計」に到ったようなことが起こるのではないか?、と予想した。
実際はどうか?・・・読んでみて。
【異世界ファンタジー】
私の思いつく異世界ファンタジーは次のとおり。
①「西の善き魔女」全4巻、荻原規子
②「悪魔のような花婿」シリーズ
③「天山の巫女ソニン」菅野雪虫
④「帝国の娘」(上・下)須賀しのぶ
上記作品を比べて、「本好きの下剋上」は、食べ物と服飾の描写が多い。
それが特色と言える。
【ネット上の紹介】
2022年 このライトノベルがすごい!受賞
幼い頃から本が大好きな、ある女子大生が事故に巻き込まれ、見知らぬ世界で生まれ変わった。貧しい兵士の家に、病気がちな5歳の女の子、マインとして…。おまけに、その世界では人々の識字率も低く、書物はほとんど存在しない。いくら読みたくても高価で手に入らない。マインは決意する。ないなら、作ってしまえばいいじゃない!目指すは図書館司書。本に囲まれて生きるため、本を作ることから始めよう!本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー開幕!書き下ろし番外編、2本収録!
1年に2ヶ月しか開かない美術館、南蛮文化館。(5月と11月)
原城跡から見つかった天草四郎陣中旗(レプリカ)
日本初のヨーロッパ訪問団「天正遣欧少年使節」
二条城
細川忠興が作ったといわれる朝顔の釣鐘(細川家・九曜紋)
奥の壁にあるのは、和風「マリアとイエス」
庭の雑草を除草してもらった。
玄関横にあった蜂の巣も除去して頂いた。
ありがたいことだ。(¥20,000円)
6:00~9:00
3人×3時間=延べ9時間、10/19
【覚書】
JAF年会費・・・4,000円
モンベル年会費・・・1,500円
JFA年会費も支払い・・・3,300円、11/5
植木剪定、11/16、13,000円、
7:00~10:00
2人×3時間=延べ6時間
LIXIL浄水器カートリッジ、1ヶ交換済(11/7)、
予備3ヶAmazonで購入10,080円(翌日到着)。
年賀状、11/5(20枚1,700円)
以上、覚書として記載。
「日本近代史」坂野潤治
P20
唯一の解決策は、「攘夷」か「開国」かの問題を棚上げにして、「尊王」か「佐幕」かに選択肢を絞り込むことであった。そうなれば薩摩と長州は「尊王倒幕」で手を握ることができる。
P31
お由羅の方は、自分が産んだ久光を藩主とするために斉彬の排斥につとめ、藩内保守派の調所広郷らがそれを支えた。
P250
李鴻章の主張を読めば、それは理にかなったものであった。(中略)
「朝鮮の独立」を目的とした戦争の講和条約で日本が清国領土の遼東半島の割譲を要求するのは筋違いであること、日本が戦争中に占領もしていない台湾の割譲を清国に求めるのは、さらに筋違いであること、独立国間の戦争での賠償金は、日本がこの戦争で実際に使った1億5000万円に限るべきで、3億円の要求には根拠がないことなどを李鴻章は主張したのである。
P444
2011年3月11日は、日中戦争が勃発した1937年7月7日の方に近く見える。
【ネット上の紹介】
この国が最も激しく揺れ動いた一八五七(安政四)年から一九三七(昭和一二)年までの八〇年間。近代日本の劇的な歩みを、「改革」「革命」「建設」「運用」「再編」「危機」という六つの時代に区分し、通観する―。はたして日本の近代とは何だったのか。わずか数十年の間にめざましい「近代化」を実現しながら、やがて「崩壊」へと突き進まざるをえなかった根本原因はどこにあるのか。史料を精緻に読み解くことで、図式的な理解を超えて、近代史をダイナミックに捉えなおす。
第1章 改革―1857‐1863
第2章 革命―1863‐1871
第3章 建設―1871‐1880
第4章 運用―1880‐1893
第5章 再編―1894‐1924
第6章 危機―1925‐1937
P29
P59
「日本人に良い人が二人います」
と聞かされ、いくらなんでも少なすぎると思った時、
「一人は柳宗悦先生で、(中略)もう一人は李方子様です。(後略)」
P180
日露戦争の時の連合艦隊司令官、神将とか聖将などと称えられながら戦死でない東郷平八郎は靖国神社に祀られていない。
二〇三高地さざんか揺らす風
乃木坂の思はぬ蟇に逢ひにけり
秋風の僅か流るる盧溝橋
伏牛の辺より白蝶翔ちにけり ほか)
2章 太平洋諸島・巡礼(拳強く握る真夏の真珠湾
バンザイ岬海上に湧く雲の峰
夏草やモンテンルパの観世音
水牢をのぞき込みたる暑さかな
逝く夏やB29の滑走路 ほか)
3章 東京・広島・長崎・巡礼(飛行雲夏草の果て暮れ残る
小舟漕ぐ人新樹光あふれゐて
亡き父の真意に気付く今日の花
灯消し正座して聞く花火音
蜻蛉や水草揺るるままにゐて ほか)
4章 特攻兵士・巡礼(天炎えて特攻の碑の影深し
白雲の映るがわびし夏の川
海に向く特攻の碑や寒雀
人間魚雷錆びひとひらの山桜
逃げ水や霞ケ浦に浮く帆船)
5章 沖縄・巡礼(海原の沖へ沖へと白き蝶
秋の空墓石声なく群がりて
激戦の跡紫のすみれ草
獅子を誘ふに似て黄水仙
とかげの子瞬時石垣に隠れたる ほか)
6章 戦後・巡礼(藁馬に水を供へる敗戦日
一枚を文庫にはさむ渓紅葉
消防車幾台通る雪の夜半
色なき風白衣の人の会釈して
若夏や江田島に寄る波の音 ほか)
2024年 講談社本田靖春ノンフィクション賞受賞
P112・・・8月15日正午に玉音放送、夜7時には安在鴻による特別放送
「わが朝鮮は連合軍によって独立が保証されています。それから、日本人に危害を加えるようなことは絶対につつしんで下さい。朝鮮にいる百数十万の日本人の生命財産をみなさんの手で保護して下さい。同胞のみなさん!日本には引き揚げなければならない五百万のわが同胞がいることを深く静かにお考え下さい。――」
P142
入管の収容所は針尾から同じ長崎の大村に移転した。劣悪な待遇、日韓外交の失敗による長期収容、収容所内のイデオロギー対立で知られた大村収容所だ。大村収容所は、大村海軍廠の跡地に設置された。
P190
敗戦時、朝鮮北部には約27万の在朝日本人がいた。(南部には約50万人)ソ連軍による進駐ののち、「38度線」は早々に封鎖される。軍関係などで8月中に南部京城(現・ソウル)や釜山に到達した者もいたし、満鉄や満州国の関係者で朝鮮から満洲に再び戻った者もいたが、満洲避難民の多くは38度線以北の各地に収容され、極寒の越冬を経験した。
【ネット上の紹介】
1946年夏。朝鮮から日本へ、男は「密航」で海を渡った。日本人から朝鮮人へ、女は裕福な家を捨てて男と結婚した。貧しい二人はやがて洗濯屋をはじめる。蔚山、釜山、山口、東京―洗濯屋の「その後」を知る子どもたちへのインタビューと、わずかに残された文書群を手がかりに、100年を超える家族の歴史をたどる。
密航1946
第1章 植民地の子ども(朝鮮 1911‐24
日本 1924‐44
朝鮮 1944‐46)
送還 1946
第2章 洗濯屋の家族(尹紫遠 ユンジャウォン
大津登志子 おおつとしこ
泰玄 テヒョン たいげん
逸己 いつこ イルギ)
「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」加藤陽子
読み返し。
P104
日本側が早く不平等条約を廃止してくださいと言い続けたとき、列強が「それでは商法、民法を編纂してくださいというのは、ある意味、正統な言い分ではあったわけですね。
P185
1902年に満洲から撤兵しますよといったのに、ロシアは撤兵しない。中国と約束したはずの撤兵期限をなかなか守らないという事態を見て、イギリスは日本に同盟を提案するのです。
P204
日清戦争は帝国主義時代の代理戦争でしたが、日露戦争もやはり代理戦争です。ロシアに財政的援助を与えるのがドイツ・フランス、日本に財政的援助を与えるのがイギリス・アメリカです。
P211
ロシアが黒竜江省、吉林省、遼寧省という3つの省を占領していたことで排除されていた国々が平等に満洲に入れるようになった。(中略)「さあ、帝国主義のみなさん、いらっしゃい」と中国東北部を開いた。これが日露戦争でした。
P441
魚雷は高度100メートルぐらいで飛ぶ飛行機から落とされると、ガーッと60メートルくらい、海面から沈む。(中略)
真珠湾は水深12メートルの浅い湾でした。戦艦は水面から船底まで7メートルあれば停泊させられますから、ここに停泊させるのは合理的です。
【ネット上の紹介】
膨大な犠牲と反省を重ねながら、明治以来、四つの対外戦争を戦った日本。指導者、軍人、官僚、そして一般市民はそれぞれに国家の未来を思いなお参戦やむなしの判断を下した。その論理を支えたものは何だったのか。鋭い質疑応答と縦横無尽に繰り出す史料が行き交う中高生への5日間の集中講義を通して、過去の戦争を現実の緊張感のなかで生き、考える日本近現代史。小林秀雄賞受賞。
序章 日本近現代史を考える
1章 日清戦争―「侵略・被侵略」では見えてこないもの
2章 日露戦争―朝鮮か満州か、それが問題
3章 第一次世界大戦―日本が抱いた主観的な挫折
4章 満州事変と日中戦争―日本切腹、中国介錯論
5章 太平洋戦争―戦死者の死に場所を教えられなかった国
「消費される階級」酒井順子
P2
2006年の流行語大賞においては、「格差社会」の他にも「下層社会」「下流社会」「貧困率」といった言葉もノミネートされています。「豊かになるもならないも自己責任」といった考え方の流布によって経済的な上下差が著しくなり、階級が固定化されたのがこの頃である模様。
P41
韓国ドラマにおいては、日本のドラマよりもずっと、一重まぶたの俳優、それも特に女性俳優が重用されていました。
P206
オリンピックや万博といった大規模イベントは、懐メロ歌手のコンサートのように見えます。
P263
表面的な格差や差別は、今後も減少し続けるであろう日本。そうしてできたつるつるした世の中は歩きやすいだろうけれど、滑って転んでしまう人もいるに違いありません。つるっとした世では、段差の多い世よりずっと、立つ時も歩く時も力が必要となるに違いなく、そんな世に向けて、今はせっせと筋力を鍛えるしかないのでしょう。
【ネット上の紹介】
序列、区別、差別。表かえ、姿を変えた「凸凹」は世らは消の中のあちこちに。あの人より、上か、下か。日本人の階級意識をあぶり出す21の視点。
男高女低神話のゆらぎ
五十代からの「楢山」探し
まぶた差別と日韓問題
“親ガチャ”と“子ガチャ”
東大礼賛と低学歴信仰
『ドラえもん』が表す子供社会格差
「有名になる」価値の今昔事情
「ひとり」でいることの権利とリスク
おたくが先達、“好く力”格差
バカ差別が許される理由
ミヤコとアズマ、永遠のすれ違い
「かっこいい」、「ダサい」、「センスいい」
超高齢化時代のおばあさん格差
姫になりたい女の子と、姫として生まれた女の子
デジタル下層民として生きる
男性アイドルは無常の風の中に
世代で異なる、斜陽日本の眺め方
反ルッキズム時代の容姿磨き
モテなくていいけど、出会いたい
稼ぐ女と、使う女
遅ればせながらの金融教育