ニューイヤーズ・イブ
2011年/アメリカ
意表を突くつもりが
総合 60点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
『バレンタインデー』の次に『ニューイヤーズ・イブ』という企画の安易さは、それでも傑作が生まれることは結構あるのだから、詰難するつもりは毛頭無いのであるが、演出の緩さは隠しようがない。ロックスターのジェンセンが自らプロポーズをしておきながらツアーを口実にローラの元を去ってしまうという‘男心’はかなり分かり難いのであるが、敢えてそれを良しとしても、キムが娘のヘイリーと二人でニューイヤーズ・イブを過ごすために、ヘイリーに友人たちとの外出を許可せずに、友人の母親の監視の下で渋々とセスとのデートを認めた後に、それまで伏線として何の素振りを見せることなく、突然着替えて、サムが一年間思い焦がれていた意中の女性として登場するラストシーンは、観客の意表を突くというよりも、物語の文脈を無視した文字通り観客の予想を‘裏切る’ものである。
死に際においても病院の屋上でボールドロップを見ながら「俺は多くの間違いを犯した。おまえはその内の一つだ」と娘のクレア・モーガンに憎まれ口をたたくスタン・ハリスなど、それぞれのキャラクターは悪くはないのであるが、ゲイリー・マーシャル監督の演出は薄っぺらい。
【ワールドサッカー】世界の“笑い者”になった明石家さんま(夕刊フジ) - goo ニュース
あのような“身内受け”のインタビューが世界に配信されているとは驚いた。ほとんどの
日本人はいつもの明石家さんまのスベったギャグとして聞き流している類のものであるが、
さすが世界のメッシが発する言葉は一言も聞き漏らされることがないようである。
「サッカーの質問はみんなが聞いてるから」というのが明石家さんまの言い訳であるが、
世界の人々はメッシに対して訊きたいことは数限りなくあり、メッシにサッカー以外の質問を
することは世界においては“非常識”と捉えられるのであろう。明石家さんまはサッカーに
関してかなりの知識があると思うが、世界レベルでは無知同然と見倣されても仕方がない。