原題:『65』
監督:スコット・ベック/ブライアン・ウッズ
脚本:スコット・ベック/ブライアン・ウッズ
撮影:サルバトーレ・トチノ
出演:アダム・ドライバー/アリアナ・グリーンブラット/クロエ・コールマン/ニカ・キング
2023年/アメリカ
ご都合主義たちに撮られた作品について
時代設定は6500万年前だそうである。惑星ソマリスに住む主人公のミルズは凍結装置で眠っている乗務員を乗せた惑星探索船の操縦者である。しかし帰路で無数の隕石に襲われて見知らぬ惑星に不時着するのであるが、そこが当時の地球という話である。ミルズ以外の生存者はコアという少女だけなのだが、言葉が通じないものの、ミルズにはネヴィンという同じ年頃の娘がいたので、何とかしてコミュニケーションを取ろうと努める。
しかしその後のストーリー展開はグダグダで何と最後は二人だけで次々と現れる恐竜たちを倒して脱出ポットでソマリスに戻れるのである。
思い返してみるならば2人の監督が脚本家として制作された『クワイエット・プレイス』(ジョン・クラシンスキー監督 2018年)も怪物が反応する音のヴォリュームの設定がご都合主義だったことを思い出した。
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