青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

負えるリスク、負えないリスク

2007年01月30日 22時45分26秒 | 日常
がけ崩れ車のむ 救出の3人、意識不明 奈良の国道(産経新聞) - goo ニュース

酷道ヲタとしては看過出来ない話題である。
実際にこの道はハギーさんと走ったことありますしねえ。

紀伊半島は酷道銀座。気象条件としても通年多雨で、土砂災害に関しては予防こそすれ避けられないものではある。現場は酷ヲタには有名な行者還林道から続くR309との交点付近。現場では直近にも土砂崩落が何度か起こっていたらしい。

報道だと「何で通行止めにしなかった」と言う結果責任からの批判が多いのだが、実際は紀伊半島の山間部を南北に貫くR168とR169を通行止めにするという事は、周辺集落の交通の途絶を意味する。迂回路なんてありませんからね。それほどにも深い深い山の中の国道なのです(実際はさらに深い山の中を走るR425ってのもあるにはあるのですが、通過する交通量が違い過ぎる。この時期シニゴを通るのはただの物好きw)。それだけに、応急処置を取って交互通行を確保した、と言う処置が果たして間違っていたかどうか…事件としては不幸なのだが、奈良県の土木事務所を責めるのもかわいそうだなあと言う気がするんですよ。

かと言って、「通行する人間にリスクを負わせる道路ってどうなのよ」と言う話もいちいちごもっとも。気を付けても気を付け切れない場面と言うのはあります。
こんな看板があっても、意外と笑えないと言う事ですね。

P.S 好素材の父親様へ↓よーくんに差し上げてくださいw
●キハ48系 びゅうコースター「風っ子」(只見線会津塩沢~会津蒲生間)
2月からの「ちばデスティネーションキャンペーン」で房総を走りますので、是非親子連れで。
なんなら連れてってあげますが(笑)。
てか俺はJR東日本の回しモノかいw
コメント (3)
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