青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

平井堅=平成の五輪真弓

2007年01月22日 22時58分23秒 | 日常
仕事中は外回りなので、移動中はラジオを聴く事が多い。
そんな中で最近良くオンエアされていて「なかなかいい曲だな」と思ったのが平井堅の「哀歌(エレジー)」

>しがみついた背中にそっと爪をたてて 私を刻み込んだ もっと夢の中へ
>ひらひら舞い散る花びらが一つ ゆらゆらさまよい行き場なくした

なんちゅーエロい歌詞だ、と思ったのだが、日経にまで堂々と官能小説まがいの小説を連載している「市民権を得たエロ小説家(笑)」こと渡辺淳一の映画の主題歌なんだってね。仕事柄日経は読んでいるけど、あのメタボリックシンドローム的なドロドロネットリした世界観を平井堅が歌い上げたと言う感じ。

>その手で その手で 私を汚して 何度も 何度も 私を壊して
>汗ばむ寂しさを重ね合わせ 眩しくて見えない夜に落ちていく
>いつか滅び行くこの体ならば 蝕まれたい あなたの愛で

「哀歌」と言う題名通りに悲痛な叫びと言うか慟哭調なんだけど、ボーカルが高音で上品なので重苦しさがない。中島みゆきが歌ったら聞いただけで死にたくなるような歌だと思うw
まあ、中島みゆきの場合は「オンナの怨念」が歌詞に入るので、こう言う自己犠牲のカタマリみたいな女性の世界観は歌わないと思うが。

てか、この曲を聴いて思い出したのが五輪真弓の「恋人よ」。個人的には「21世紀に残したい日本の名曲100選」に早い段階でランクインする曲だと思うのだが、この曲と結構イメージ似てませんか?
導入部分とかピアノ伴奏とかね、凄くかぶるんだけど。

つーか、JASRACさん訴えないでねw
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする