青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

霊峰礼賛

2008年12月28日 17時44分28秒 | 日常

(画像:左は日本生命)

午前6時50分、東名高速下り線大井松田IC1km手前。
昨日のブログで触れたのは、このロケーションです。
真正面に富士山を見ながら、松田の街にダイブするみたいな感じがいい。
あ、相変わらずこの先では右ルートに行く気がしないのですが(笑)。
トラウマって恐ろしいw

自分で書いてたら富士山を見たくなったので、この冬2回目の富士見行。
正直今年は多忙のためスタッドレス換装もしておりませんので、行ける場所は限られてしまうが。
昼で帰れる段取りの、お手軽富士見コース。

 

御殿場ICで東名を降り、ICから10分程度の田園地帯にやって来ました。
箱根の外輪山が朝日を遮る午前7時半。
枯れた稲の切り株に霜が。気温マイナス3度。寒っ。
霊峰富士のご神体が、冬の太陽にほのかに染まっております。
ここは、御殿場線の「狩屋踏切」と言う有名な撮影地です。
ちょいと小一時間、ここで富士山と御殿場線を撮って遊んでみようかと。

まだまだ御殿場の街には陽が当たりません。
いくら富士がきれいと言えども、クソ寒い中ではシャッターを切る指先が凍える。
とりあえず一発目の313系普通電車御殿場行き。
列車に陽が当たらなくても、富士の迫力でどうとでもなる構図だね(笑)。

7時45分頃から陽が当たり始めると、いつの間にかぽつぽつと鉄道ファンが集まり始めた。
早朝からご苦労様と言う感じで、三脚を立てて撮影にいそしむご同好たちはみんな県外ナンバー(笑)。
その横を犬を散歩させながら通り過ぎる地元民。
別段珍しい風でもない、と言った感じなのは、有名な撮影地だからでしょう。

 

沼津発8時ちょうどの「あさぎり2号」新宿行き。
新幹線カラーのJR東海車371系での運行。
澄み切った暮れの青空に霊峰が輝く。
思ったよりゆっくり走って来たのでちょっと引き付け不足な感じですね。

新宿発7時20分の「あさぎり1号」沼津行き。
どっしりしたダルマ顔は、先代の「あさぎり」に使用されていたSE車の流れを汲むのかな。
そう言えばこないだ実家に帰った時に、御殿場駅で先代「あさぎり」と撮った小学生の頃の写真が出て来たw
あの頃から20ウン年を経て、華麗に復活した鉄道熱を恥じるw

サクサクと現在御殿場線で走っている全ての車両を撮影出来たので、次のポイントへ。
御殿場から富士見に向かうなら、定番中の定番だがパノラマ台でしょう。
個人的にも、ここから見る富士山が一番好きだ。
富士スピードウェイの横を抜け、小山口から一気に明神峠~パノラマ台へ。

いつ来ても、晴れていれば絶景かな…のパノラマ台。
ここの何がいいかと言われたら、湖(山中湖)と富士とススキ野原の複合技って事かな。
それぞれの色がお互いを引き立て合うような、見事な三位一体。
1000m程度の標高もあるので、見上げるのではなく俯瞰気味になるのも好ましい。
昔は山中湖も結氷したらしいが、温暖化の世の中ではすっかり凍らなくなりました。
もっと冷え込むと、富士山の右に南アルプス連峰もくっきり見えます。
そこまで行っちゃうと富士見の役満レベルだと思うけどw

ここを走るのが県道山中湖小山線(山梨r730、静岡r147)。
関東甲信越ドライブマニアの必走項目。
テストに出ますよ(笑)。

帰りのR246山北高架橋で、さっき沼津へ下った「あさぎり」の返しをキャッチ。
ここからのチラ富士を狙ったのだが、気温が上がると山頂が水蒸気で隠れちゃうんだよね。

午後は新居に搬入する家具の選定。
有馬記念は一応見たが…
参加していれば届いたか…ま、届かないかな。微妙だけど。
それにしてもダスカは強いねえ。自分で緩急自在の流れを作っちゃうのが。
11秒と13秒のラップの使い分けが出来る折り合いの自在さ。
来なければ緩め、来れば離しで2分31秒5だもんね。
そりゃーコーナー6回の中山じゃ差す馬いないわ。

ま、参列者の懐が暖かくなるのはいい事ですねw 

コメント
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