(パパには なつかしい、ぼくには あたらしい@西畑駅)
茜差す西畑駅。国鉄色のキハに夢中でカメラを向けるパパを、不思議そうな顔で見ていた子供。あんな色した車両が、パパの子供の頃にはいっぱい走っていたんだよ…という会話が聞こえて来そうです。が、よくよく考えたらJR発足30周年という事を考えると、結婚の早い若いパパは既に国鉄時代を生きた事もないということか…(溜息)。それでも最近は若い世代にも「国鉄型車両が好き」という人も多いし、世代を超えた支持が広がっているのも事実なのでしょうね。
かく言う自分も「国鉄急行色のキハ」というものをそんなに頻繁に見ていた訳でもない。特にキハ28・58とか、本来のフィールドである地方路線の急行列車なんかほっとんど乗ったこともないしねえ。初めてこの車両を意識したのが、1985年のつくば科学万博の際に「エキスポライナー」として常磐線を走っていた時ですね。上野口から取手より先に行ける交直流電車が足りなくて、直流だろうが交流だろうが関係ないキハをムリヤリかき集めて会場への輸送を賄っていたんだよなあ。オールキハで走ってた急行ときわ・奥久慈なんてのもあったっけ。