青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

星降る夜のセレナーデ

2018年04月22日 21時21分59秒 | 飯山線

(栄村の星降る夜@森宮野原駅)

えー、この週末はまたまた飯山線に飯山色を追い掛けて来ました。今年の1月の大雪んとき行って以来だから約3ヶ月ぶりか。自分でも何でこんなに飯山色を追っ掛けているのだろうと、ただのキハ110じゃねーかと思わなくもないんだけど、まあ好きなんだからしょうがない。車両としてのビビッドな色合いもそうなんだけど、行くたびに思うのだがそもそも飯山線の沿線風景の魅力は何にも抗いがたいものがある。今回は飯山色の運用も良かったんで、土曜日の始発から終車まで追っ掛け回してしまったし、森宮滞泊があったもんだから終車になった飯山色と一緒に森宮野原の駅前でマルヨして日曜の朝運用まで延長してしまいました(笑)。


森宮野原の駅前で、目が覚めると午前3時。車を出て空を見上げれば、北信の夜空は息を呑むような満天の星空。ゴソゴソと三脚にカメラを取り付け、真っ暗な構内で飯山色と夜空をカップリングしてみる。ハタから見たら(見なくても?)真面目に不審者としか思われないので、極力物音を立てぬように静かにひっそりとカメラの設定をいじくりながら何枚か。このテの長時間露光の撮影はあんまり慣れてないからクオリティはお察しだけど、シャッターを開けっぱなしで待っている間、空を見ると本物の流れ星が見えた。流れ星見たのなんて、いつ以来だろ。

北信の星空に抱かれて眠るキハ110。星は少しずつ動きながら、その眠りを静かに見守っていました。
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