青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

花咲く路地にて

2018年04月02日 21時41分06秒 | いすみ鉄道

(色褪せたその姿も良きかな@久我原~総元間)

ちょっと桜写真が間に挟まってしまいましたが、先日の小湊&いすみ鉄道訪問時のカットを。房総の内陸を蛇行して流れる夷隅川、その屈曲する川に丸く囲まれたような三又地区。三又と言う地名は、この辺りで夷隅川と支流の西畑川が合流して丘陵地に三又の地形を形成しているからなんでしょうね。そんな三又の集落の路地に続くカーブは菜の花が満開。それなりに有名な撮影地なのか、我々親子を含めて7~8人が三脚立てて待ち構える中、午後の一本目の52+28がやって来ました。


この菜の花の路地に続く四種踏切。「とまれみよ」の横看板も懐かしい、古びた踏切標識があります。息子の構図はそんな古びた踏切を入れてワンカット。いすみのキハ52が国鉄標準色のツートンからタラコ色に塗られて何シーズン目でしょうか、ちょっと褪せたようなタラコ色がむしろいい風合いに落ち着いて、むしろ好ましい雰囲気を出してくれていますよね。ちなみにこの日は子供のカメラにPLフィルターをカマしてるんですけど、これだけ強い日差しだと効果てきめんですな。何となく昭和の時代の日南線でキハ20系列(キハ22とか)を撮影しているような、そんなイメージの一枚になりました。
コメント
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