(あの日も今も、走り続けて50年@営団6000系)
今年で95歳になる祖母にお迎えが来ました。まあ年末辺りから母親からそろそろかもしれないと言われてはいたので、ある程度気持ちの準備はしていたつもりではありましたが、やはりそれを事実として知らされるとすっかり不義理をしていた我が身を恥じ入るのみである。大学くらいまでは向こうも元気だったから、しょっちゅう千葉県の東葛地区にあるじいちゃんばあちゃんの家に行ってたんだけど、祖父母の家と私の実家を結んでいたのがこの車両。小田急線から千代田線を通り、常磐緩行線まで足を延ばしていた営団6000系である。それまで長い事3社直通をやるのは営団車だけという不文律がありましたね。JR車は代々木上原まで・小田急車は綾瀬までとそれぞれが片乗り入れの域を脱しなかったのが、平成29年3月の下北沢の複々線開業による増発を見据えてようやく解禁されたのが去年の3月。
じいちゃんばあちゃんに会いに、母親に連れられて通った代々木上原の駅。かわいい孫は大きくなってやがてワルさを覚え、じいちゃんばあちゃんの家を根城に有馬記念を始発で見に行ったり、夏休みの時にやっぱり朝早くじいちゃんに天王台の駅まで送って貰って、始発電車に乗って18きっぷで浦河まで行ったりと色々と好き放題をしてしまうのであるが、そんな孫の無茶にも文句も言わず(言ったかな?)付き合ってもらってしまったなあ。ちなみに始発で見に行った有馬記念の勝ち馬はダイユウサクだから、何年前の話だよと言う…思い出を懐かしみつつ行く先流れる年月を数えると、月並みだけど、お疲れさまでしたという言葉しかない。
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