青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

越後盛夏

2018年08月07日 21時47分51秒 | 越後線・弥彦線

(ニッポンのコメどころを行く@粟生津~分水間)

吉田の駅で運用に入りそうな115系を眺めた後は、さっそく沿線に展開してまずはあいさつ代わりのワンカットを狙うことにします。撮影地なんぞはろくすっぽ下調べしないで来てしまったけど、ちょこっと街から離れればそこは天下のコメどころ越後平野。見渡す限りの広い広い穀倉地帯がそこかしこにあって、少なくとも見通しの良い田園風景には事欠かない。粟生津の先のだだっ広い田園地帯、越後線をオーバークロスする農道の斜面から始発の柏崎行きを。目論見通りに青グラデの第三次新潟色が夏の朝日を浴びながらやって来ました。


見渡す限りの田園風景は逆に言えば変化がなくて平板な印象にもなりがちですが、それが越後平野のイメージであるならば素直に切り取るのが美しいと思う。遥かに霊峰弥彦を仰ぎ見て、瑞々しい稲田を渡る風に吹かれる。この日はどこまで天気が持つか…という下り坂の予報だったんですがなんのなんの。強い光のコントラストに鮮やかに輝く穂波は、まさに越後盛夏でありましょう。
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