青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。写真はおおめ、文章はこいめ、コメントはすくなめ。

長月/中伏木 神無月/大平台

2021年12月29日 17時00分00秒 | カレンダー

(長月・秋風に、コスモス揺れて@万葉線・六渡寺~中伏木間)

9月の富山行。地鉄を中心にしながら、日中は高岡に足を伸ばして万葉線沿線を探訪したり。駅前から米島口までと、そこから先の区間の印象が結構変わって面白い路線でしたね。吉久の路地にある非常地帯の電停とか、秋風にコスモスが揺れる中伏木と六渡寺辺りのどこかいなたい工場地帯の風景とか・・・旧型の単車と最新型のトラムのマリアージュ。次は何が来るのかも面白く、実質沿線に居られた時間は2~3時間だけでしたけど、もう一度掘り下げてみたい路線でした。

(神無月・石造りの隧道を照らして@箱根登山鉄道・出山信号場~塔ノ沢間)

神無月。以前に増して週末の雨が多く、それに大したことのない野暮用が重なってあまり撮れ高が上がらず。ちょこっとヒマを見付けてカメラを出した箱根登山鉄道。2月の109号引退に伴い、三色団子からアイスミントを挟んだ赤青赤で組成されている箱根登山の旧型車。塔ノ沢の駅ホームから大ヶ嶽隧道を長玉で叩く定番アングル、ここは車両のツラが隧道内の蛍光灯で照らされるほんの一瞬にシャッターチャンスがあります。従前では2021年夏までに全廃が発表されていた車両ですが、台風による1年近い長期運休とコロナ禍により、その計画がどうなったかは定かではありません。いずれにしろ設備投資の話はコロナ前のことで、インバウンド需要など鼻息が荒かった時の計画なのでねえ。小田急グループとしても、現状鉄道事業の減収による事業再編の真っただ中、急回復の見込めない登山線の観光需要に対する投資を白紙撤回しても不思議ではありません。まあ、個人的には江ノ電の305-355編成みたいに、一本くらいイメージリーダーとしてこの形が残るのも悪くないと思うんよね。アレグラは高いらしいしさ(笑)。


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