(水都・アイスグリーンの涼しきに@西鉄柳川~矢加部間)
8月。恒例の夏の遠征は、4年ぶりくらいに飛行機のチケットを取って九州・福岡へ。九州を代表する私鉄である西日本鉄道と、その他福岡県の三セクだったり筑豊電鉄だったりと盛りだくさんの二泊三日でした。熱いし汗かくしで塩分を欲するのか、とんこつラーメンばっか食ってたな(ウマイからいいんだけど)。初日は西鉄貝塚線、2日目は天神・大牟田線+甘木鉄道、3日目が筑豊電鉄+平成筑豊鉄道。お好きな3日間、九州島内の全部の鉄道が乗り放題という「旅名人の九州満喫切符」って名前の素晴らしいきっぷを活用させていただきました(西鉄も一応ワンデーフリーきっぷあるんだけど、範囲が西鉄福岡~西鉄柳川までなんだよね)。今年の冬から、JRの「青春18きっぷ」も大幅なルール変更(分割利用不可、連続3日間か5日間のみ)がおこなわれて大幅に利便性が下がってしまったという話を聞いてしまうと、九州島内だけとはいえ3ヶ月の有効期間内に任意の3日間が連続でもバラでも使って乗り放題・・・というのは大きくクローズアップされてもいいのではないかと思ったりもする。
西鉄電車、もちろんじっくりと味わうのは今回が初めてのこと。子供の頃に「カラーブックス・日本の私鉄」なんかで見た西鉄電車ってのはオキサイドイエローの2000形とアイスグリーンの5000形というイメージが非常に強かったんですよね。2000形はとっくのとうに引退していたけれども、5000形は僅かに廃車も出始めてはいるものの、まだまだ天神大牟田線の主力車両として筑紫野を爆走していました。九州ってのは、それこそ水戸岡デザインのバリエーション豊かな特急軍団・・・「ソニック」とか「かもめ」とか「ゆふいんの森」とかさ、それこそ「ななつ星in九州」とか、本当ならそういう被写体を追っかけるのがフツーの鉄チャンの行動なのかもしれんけど、昭和50年代から走り始めてもうすぐ半世紀の電車を追いかけ回しているのだから病膏肓に入るという感じだ。それもこれも、西鉄5000形がカッコいいからなんだよね。罪深し。
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