(ダイエーのある街@都営三田線・西台駅)
先日、都営三田線志村検修場に行った際のスナップ撮影。スナップ、というほど小洒落たカットでもないのですが、まあお見せ出来るレベルのものを適当にごった煮で。都営西台アパートから見た西台の駅前。西台駅前ってダイエーがあるんですよ。昭和の流通の王者がイオングループの軍門に下ってから随分経ちましたが、今調べたら、都内で純粋に「ダイエー」のブランドで商売をやってる店がまだ10店舗ちょっとはあるみたい。しかしまあ「公団(公営)住宅」と「ダイエー」のコラボってのは世代的にどストライクもいいところですねえ。団塊ジュニアの心の琴線がジャラジャラ鳴らされる街、それが西台。スガキヤであんみつとラーメン食いてえ・・・ってなる。ドムドムでもええで。
ようようと明け行く高島平の街。公団住宅の隙間から昇って来る生まれたての太陽を浴びながら、城北の高架線を往く都営三田線。とりあえず西台から終点の西高島平まで乗ってみたのだけど、休日の朝の末端区間は乗客も疎ら。窓の外を流れる団塊ジュニアの揺り籠を眺めながら、換気のために少しだけ開けられた窓から冷たく清々しい城北の風が入って来るのみであります。西高島平の駅は、駅の間近まで首都高の5号池袋線が迫っている。荒川の向こうは埼玉県の戸田市。計画では、東武東上線と乗り入れて埼玉方面への延伸計画があったのだとか。
朝日の高島平ストレート。この辺りでは東西に走る都営三田線、冬の低い朝日がきれいに6300形を包んでいる。素晴らしい光線状態なのですが、誰も撮影をする人はおりませんでした。当たり前か。最近はSNSでちぃとでもバズった写真が出ると、すぐみんな真似っ子して撮影しに行くというある意味でオーバーフォトリズムとでも言いたくなるような案件が続発しておりますが、都営三田線はそう言ったものとは無縁の存在のようです。こんなにカッコいいのに!って思ったけど、みんながこの魅力に気付いたらつまらないので、これからも自分の中でコツコツ集めてニヤニヤして行きたいと思います(笑)。
私が40年近く前に東京で就職し、最初に入った寮が高島平でした。
そこから職場のあった大手町まで50分ほどかかったでしょうか。
都営三田線は懐かしい風景で、当時を思い出しながら拝見させていただいております。
確かこの西台の辺りは線路が直角に曲がっていたような…。
それはちょうど自分たちが子供のころに何の悩みも屈託もなく、団地の谷間の公園でカラーバットを持って野球に勤しんでいた頃と重なるような気がして、センチメンタルな気分にさせられます。
仰る通り、三田線は志村三丁目から西台にかけて左へ右へ直角カーブを切るので、結構カーブが多いですね。
就職された当時は、まだ6000系が全力で走り回っていた頃の三田線でしょうか。
彼もまだ秩父で頑張っています。