(足柄水鏡日和@開成~栢山間)
この週末は海老名でファミリー鉄道展が開催されていますが、小田急沿線の田んぼにも6月を前にしてようやく水が入り始めたとの情報を得たので、早朝の散歩がてら足柄平野まで足を伸ばしてみました。田んぼに水が入って田植えまでの僅かな間でしか見る事の出来ない「水鏡」と言われる状態ですが、こと昨今のSNS時代ではそのような季節柄の非常にニッチな話題もアンテナだけ上げていれば飛び込んでくるのだから楽なものだ。開成と栢山のちょうど中間に広がる田園地帯、狙うのは箱根湯本8:12発となる「はこね2号」の送り込み回送。キレイな水鏡を狙うのに、風が少なく波の立たない朝の早い時間の列車を狙うのは鉄則。水量が少し少ないかな、と言う感じはありましたが、まずはGSEをピタリと風のない状態で写し込みました。
昨年のこの時期は、最後のLSEと水鏡のリフレクションを狙って相当大勢のマニアが押し寄せた記憶も新しい栢山の田んぼ。あまりにも撮影者が押し寄せたせいで、地主の農民とひと悶着もふた悶着もあったと聞いております。LSEフィーバーが去った今年は、さすがに好天の水鏡日和と言っても10人かそこらの人出でしたが、昨年の混乱ぶりに懲りているのか、何だか明らかに農家の方々の警戒感が強まっているのを感じましたねえ・・・
何となく雰囲気がそんなピリ付きムードだったんでそそくさと退散してしまいましたが、1人2人では文句も言われないんだろうけど、向こうにしてみりゃ総数が増えて来るとマナーの良し悪しではなくそれだけで鬱陶しいことこの上ないのかもしれない。田んぼに水を入れる=田植えの時期=農家の繁忙期という事を考えると、朝早く・時間は短く・撤収素早くが無用なトラブルを避ける三ヵ条かもしれません。
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