青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

冬の西日を浴びて

2018年01月16日 18時00分00秒 | 小田急電鉄

(15:55 冬の西日を浴びて@東海大学前駅)

GSEシテン3往復目往路。どこで撮ろうかと渋沢6号から車を流しつつ光線の具合を見る。あんまりストレートですんなりと編成撮りもつまらないので、線形を見つつ東海大学前の駅に行ってみました。ひょっとしたらここで撮るの初めてかもしれないなあ。東海大学前の駅ってのは小田急で言えば代々木八幡の駅と双璧をなす激しいカーブの途中にある駅で、駅の南側の道路際からカーブした駅を通過する列車を低い位置からナメの感じで撮影出来ます。


おそらくこの行路がラスト一本。子供のアングルはタテ位置で決めてもらいました。ちょっと上スカですけどご容赦の程を。低い冬の西日をべったり浴びたGSEは、真っ赤に熟れたトマトのような鮮やかな赤をしています。


低い西日は被写体をレフ板いらずで浮かび上がらせてくれるご褒美のような光線ですが、逆に地上の構造物…架線や架線柱やケーブルの影落ちを完璧に防げるスイートスポットは、連写で切り取ったうちに果たして何枚あるのでしょうか。


地上に埋まった車両限界表示用の白い杭が若干目障りですが、やや側面からの面タテ。VSEがアリクイ顔だとすれば、GSEはどう見ても面長でカバとかウマとかそっち系の面である。ウマ面と言うかターフィー君っぽいよね(笑)。2階運転席を上げた面長な顔、そしてスカート直上の尾灯の穴ぼこ二つがそう見えてしまうんだよなあ。
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