青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

僕、いったいどこへ行けばいいのですか?

2010年04月18日 22時34分19秒 | 日常

  

  

 

(画像:富士霊園の桜)

ネタがない時は画像を一杯張ってしのぐに限る(笑)。
富士山麓・篭坂峠の下にある富士霊園の桜を見つつ行く春を思う。
時知らずの雪に白く染まる山肌をバックに、今日が満開。
御霊眠る富士の里にて。

さてGWもあと2週間となりましたが、とりあえず5月1日~3日で動く事になりました。
…と決めたはいいが、どこへ行きたいかってのが思い付かない(笑)。
でも、戸棚からツリマプと時刻表を引っ張り出しては色々と考えてみるのは楽しい事でもありますね。
今日の所の結論としては、ひっさしぶりに島でも行ってみようかなあなんて思っていますが。
島で魚で刺身で酒で、渚に朝な夕なの太陽を見る。
とりあえず粟島(新潟県)飛島(山形県)の調査をしてみましたが、どちらもなかなか面白そうな島です。
果たして、実行に移せるかどうかだな。

まだ実行部隊は私一人なんで、お暇な人はメールお待ちしておりますw

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見出し一本勝ち

2010年04月15日 23時34分31秒 | 日常

週刊文春 4月22日号中吊り

いやあ、「バカが専用機でやって来た」って見出しも相当なもんがあるが、そう言われても仕方がないのが今の政権の混迷でしょうか。
今の政権に全くないのがビジョン、あるのはピジョン(鳩)なんて上手い事言ったもんですが。

結局ここの兄弟は理想が先走って現実の見えないアホボン、あり余る財産を背景にした政治遊びと国士気取りってのはもう国民の皆さんが分かってらっしゃる事だと思いますのでもはや何も言うまい。しかし最近は車内の人々も携帯かゲームかって感じで上を見ませんよねえ。最近電車の中で雑誌とかマンガ読んでる人ホント減りましたもんねえ。紙媒体の衰退が如実に感じられるのですが…
そんな貴方と私の頭上で、アジテーション的な文句踊る週刊誌の中吊りは必死に「こっち見ろよ!」と叫んでいるようで、今日の帰りは電車の中でしげしげと中吊りを眺めてしまった。さすがに中吊り界では老舗の文春、ウェブ媒体では決して感じられない鮮烈でパンチの効いた見出しは、煽情感あふるると言った感じで小気味いいですねw

”A級戦犯”平野官房長官のアダ名は「アナゴさん」

電車の中で声上げて笑いそうになったよw

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社長の男気

2010年04月14日 23時18分18秒 | 日常

え~と、今日は一日仕事で忙しくて、昼飯も食ってなかったもんだから回転寿司屋に入ったんですよ。回転寿司。
ホラ、回転寿司って待たないし早くていいじゃないですか。時間もなかったしね。
昼下がり、一人なんでカウンターに通された私。隣にはいかにも社長風の、ちょっと日焼けしてエネルギッシュな…そうさなあ、「バンキシャ(日曜日テレ)」に出て来る元東京地検の河上和雄さんをちょっと若くした風の社長っぽい人が右隣に座っていたのよね。んで、昼のピークを過ぎてしまった時間帯の回転寿司屋なんて回転寿司なんだけど全然回転させてないんですよ(笑)。そらもう上村愛子のダンナもビックリですわって感じの回転放棄状態。カピカピのサーモンしか回ってねえでやんの。私、寿司ネタの中でサーモンってどうも苦手なんですよね。なんかあの柔らかくてドロッと脂っぽい感じがどうもシャリと馴染まないような気がするんですが。
まあ個人の好みはここではどうでもいいんで、安い皿を5~6皿つまんでとっとと客先に行こうと思ってカウンターの中の寿司職人に「カンパチとサバ!」なんて頼みつつお茶の袋を湯呑みに入れて熱湯の注ぎ口に持ってったりしてたわけですよ。んで、「お待ち!」なんて言われて私の手に寿司職人が寿司の乗った皿を渡して来たもんだから、片手では携帯でニュー速+とか見ながら受け取りつつ上にショーユなんかをツーっと垂らして口の中にポイっと入れてモグモグと食ってたんですが、なんかこれってカンパチにしては味がマグロっぽくねえかあ?なんか身も妙に赤いし…なんて思ってたら、隣の初老紳士がおもむろに店員を呼びつけてこう言う訳ですよ。

 「私の頼んだ中トロと赤身来ないよ?」

ブーッ(AA略)。
そそそれって今私が食ってるこの皿の事ですかあ???????(笑)。
ってか受け取った時点でカンパチとサバじゃない事くらい気付けよ俺!って事なんでしょうが。

「あ、ひょっとしてこれお父さんの…ですよねぇ…」

恐る恐る申し出る私の目の前に、既にショーユをぶっかけられて赤身の一カンを食べ終えた状態の皿がw
私の目の前の皿を厳しい目で見詰めた河上さん、しばし沈黙。そらそうよ。
「いや、いいんだ」と一言言ってくれたのだが、状況としては間違えて渡した寿司職人が悪い!と開き直る訳にもいかず。だって食っちゃってるし…私がこのままだと結構な悪者だよな(笑)。お父さん、さっきっから目の前の回り皿には一切手を付けずにいたのも隣に座ってて分かってるだけに、心の中で「和雄さん楽しみにしてたんだろうなあ、食いたかったんだろうなあ赤身と中トロ!」「腹減ってるからって言って目の前のカピサーモンとかタマゴには目もくれなかったもんなあ!!」と思えば思うほど、自分は悪くないんだが食いものの事なんでなんか申し訳なくて、かと言って残りの三カンを返すのも変だし!ととりあえず素知らぬ風で皿を始末したのだが、正直味なんか良く分かりませんでしたw

で、改めて和雄さんは赤身と中トロを頼み直した訳です。
これで事態は沈静化の方向に向かうと思ったのだが、これがまた昼過ぎで職人の数が少ないのか何なのか来るのが遅いんですよ(笑)。
明らかにイライラする和雄さん。そりゃそうだ。自分の頼んだものを隣の見ず知らずの若造に携帯片手にむっしゃむしゃ食われてさ、あまつさえ再オーダーもなかなか通らないんじゃいつ目の前の湯呑みブン投げて「おあいそ!」って声を出してもおかしくない訳ですよ。ミスした客には最優先のフォローが鉄則でしょうに。いや、こりゃこの店自体がホントの「お愛想」だわ。あっはっは。

………どうでもいいけど私の立場も考えてさっさと和雄に握ってやれや(涙)

イラ立つ和雄の隣で背中を縮めながら食う寿司の味のしない事w
これじゃあ小僧寿しでもかっぱ寿司でも変わらんしww
そもそも入らなけりゃよかったな、この店w
コンビニでパンでも買って車の中で食えば良かったんだよ。うん。
所詮コッパなリーマンは昼飯に回転とは言え寿司なんか食っちゃいけないんですよ。

とある事に気付き、事態の悪化はさらに進む。

さっき俺が間違えて渡され、間違えて食っちゃった中トロの値段は480円だった。

もう心がささくれてるので一人称は「俺」にする(笑)。
おおおお~いちょっとまて~い…
俺、120円皿しか食うつもりなかったんだけどorz
昼メシの予算繰りがいきなり破綻してしまったんですけどw
ってか返せって言われても胃の中だからなあ。胃の中のマグロ(中トロ)大海を知らずってか。なんだかもうチヨスもあきれとったわwwwww
破綻した意識状況の中、失意にまみれつつ後悔の昼メシ。なんでリーマン唯一の息抜きの時間である昼メシでこんな目に遭わなきゃいけないんだろうなあ。なんかわるいことしちゃったかなあ。もうみんな温暖化と民主党が悪いんだ。そうだそうにきまってる。おあいそ。

ここで奇跡が起こる。
伝票を持って立ち上がる私を見て、和雄がとっさに店員に向かって声を掛けた。
その瞬間を、俺は忘れる事はないだろう。

「さっき間違ってお兄さんに渡したお皿、こっちに付けといて!」

…………………………
か、和雄さぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁっぁぁっぁぁぁああああん!

社長っぽい身なりに見える和雄さんは、本当の社長だった。
いや、ホントは社長じゃないのかもしれないけどさ、そんな事はどうだっていいんですよ。
会社の立場としてのいわゆる肩書きの社長じゃなくて、態度で示した姿が社長と認めるべき姿だったw
だから、和雄さん、あんたの事を社長と呼ばせて頂きます。

社長、男気、ゴチになります。

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暖かに うららかに降る 春の雪

2010年04月11日 22時17分25秒 | 日常

(画像:深見桜の花吹雪)

今週末は土曜日が出勤だったんで不完全燃焼な週末でしたな。今日は今日で夕方から雨だなんて予報だったんで家で大人しくしてようと思ったんだが、意外に天気が良くなって来たんで近所の定番コースを散歩して来ました。汗ばむ陽気の中、風に舞う深見台の桜。今週末で関東の桜は見納めですね。

 

春の日差しの中を行く相鉄電車。どうってことのない電車が乙な風景に化けてくれるのが桜の魔力と申しましょうか。本当は電車と花吹雪を合わせようと思って小一時間粘ったんだけど、そうは上手くは行かないものです。

家に帰ってBSで千葉マリン。今年のロッテはなんだかとっても調子が良いのでオイオイどうしちゃったんだって感じですね。いつもランナー出しては残塁の数を賽の河原に積み上げる打線が、今年はちゃんとホームベースにランナーが帰って来る。ヒット、バント、タイムリーみたいなソツのない攻撃を見ていると、リアルに燃えドラ打線ですなあ今のところ。オリックスが走ってロッテが抜けて、楽天とハムが低迷するパは去年の成績が当てにならない一寸先は闇の状態ですが、セは開幕10試合かそこらでめでたく今年の趨勢はほぼ決してしまったような気が。いや、戦う前から決まってるのかもしれないが…って、それって面白いのでしょうか(笑)。

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とっても地味なビッグニュース

2010年04月08日 23時00分00秒 | 日常

(画像:白焼き丼)

世界初 ウナギの完全養殖に成功(NHKニュース)

え~、世の中を毎日洪水のようにニュースと言うものは溢れ返っているものですけれど、今日はそんな中で思いっ切りスルーされそうなネタで。三重県の水産試験場と鹿児島県は志布志の漁協がウナギを卵から孵化させて成魚まで育て、その卵からさらに稚魚を孵化させた、と言うお話なのですが。スーパーなんかではウナギのかば焼きなんかそれこそ中国産なら500円で二串分くらい入って売ってるのでそんなに珍しいもんでもない、とお思いでしょうが。

んで、なんでまたそんなネタに食い付いたのかと言えば、話は昔に遡って5歳か6歳くらいの頃。
自分は小さい頃から図鑑を読むのが大好きだったんだが、あれは家にあった「小学館の学習図鑑・魚」だったかなあ、ウナギの紹介ページの中で「現在でもウナギの生態は全く解明されておらず、どこで生まれてどう育つのかも良く分かってないんで、ウナギの養殖ってのは不可能なんじゃないですかね」と言う事が書いてあったのを凄くよく覚えていたからだ。ウナギが産卵し孵化する場所は「たぶんバーミューダートライアングルのあるサルガッソー海の深海なのではないか」とか書かれててホントかよ!と思ったりねえ。孵化から成長するに従って「レプトセファラス」と言うひょろ長のシラタキみたいな形になった後、最終的にはウナギの形になっていくと言うミステリアスな成長過程を紹介されるとさもありなんと思った事などなど、子供心に「スーパーでよく見かける割には謎に包まれた魚なんだなあ」とウナギに一目置いていた記憶がある(笑)。自分で言うのもなんだが、昔からこんなどうでもいい事に凄く執着するのが快感、みたいなトコがありましたねえ。今でもそうなんだけども。

そんな幼児時代の記憶をたどれば、自分の中でウナギってのは養殖は難しいから、海の中を泳いでいる稚魚をとっ捕まえて、浜名湖あたりの養殖池に放して育てるものだと。それって養殖じゃなくてマグロで言えば蓄養だよね。そう思っていただけに、この三重の人と志布志の人のやった事ってのは私の幼児時代からの「ウナギは養殖できない」と言う既成概念を破ったと言う事で今日の凄いニュースとして取り上げさせていただきました(笑)。あっぱれ。

余談だが、西原理恵子の漫画で「ウナギを食べた次の日は 父さん母さん仲がいい」と言うポスターが彼女の生家の側の魚屋には貼られていたらしい(笑)。恨ミシュランだったっけかな。セクハラとかコンプライアンスとかどうでも良かった時代の、いいキャッチフレーズだと思います(笑)。

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