(長月・芒の道を行く@富山地方鉄道本線・音沢~宇奈月温泉)
宇奈月へ向かって、ススキの坂道を上る14020形。9月は昨年に続き、三連休に富山方面への遠征。今年を持って引退する10020形、14020形の20形コンビに会って来ました。。会社の有給を取得して金~土の日程で行ったんだけど、日曜日にやったイベントでこの10020+14020の4連をやったと聞いて口あんぐり。イベントがあるのは知ってましたし、普段そういうネタモノにそこまでのめり込むタイプではないけれど、地鉄では最後の大ネタとも言えるコンビの4連だけにねえ・・・(笑)。一日残って撮影すれば良かったと後悔しきり。
行った二日間は天気には比較的恵まれて、前年に引き続いて秋の富山の風景を十分に楽しむことが出来ました。宮野山の運動公園から俯瞰する黒部耕土は黄金の穂波。ゆっくりと宇奈月へ向かって行く14760形の特急うなづき。ちなみにこの写真を撮影している土曜日も、30形が中加積で故障して、救援のために中加積から稲荷町まで機関車役に10020形が出たとか聞いてこれも口あんぐり。行ったはいいのだけど、後情報でちょっぴり後悔の残る富山行きとなってしまいました。10020形、14020形のコンビが去り、地鉄の鉄道線車両における自社発注車は14760形だけとなった年の瀬。バリエーションの低下という意味では寂しいものがありますが、引退フィーバーが去った後の沿線も落ち着くだろうし、最後の砦を守る60形を今まで以上に愛でに来年も富山に行きたいもんです。